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#死産
死産から10ヶ月を振り返る
当事者になってみてわかること。死産の辛さは、告知された瞬間や産声のない出産はもちろんだけれど、日常生活に戻って噛み締めることが始まって本格的に辛い期間が始まるのではないのかなと思う。入院や退院してすぐはnoteを書いていたけれど、何ヶ月も経ってからどういった心情なのかを残しておこうと思った。同じ経験をされた方が共感したり何かのきっかけになったりするといいなと思う。
少し前に下の娘を死産で出産して
(43)本を読んで思い出した感情
気づいたことがあったので今日は久しぶりに書くことにする。
最近は「せっかくの人生クヨクヨしているより楽しもう」と思えるようになり、毎日楽しく過ごしている。
友人と会って話したり、友人がご飯を持って遊びに来てくれたり、改めて美味しいものを食べて大好きな人とワイワイ話すことほど幸せなことはないなぁ。
もちろん赤ちゃんのことを思うと、いつも胸の右の方の同じ場所がズキン!と先が細い千枚通しのような刃物
(42)1ヶ月検診を終えて
[赤ちゃんを33週で死産したことを綴っています。
読みたくない方は閉じてくださいね]
昨日は午後から産後1ヶ月検診へ。もう1ヶ月、やっと1ヶ月。
帝王切開の傷も治り、体調もよく、子宮の戻りもいいとのことで病院通いも終わり。診察してもらうと排卵をした形跡があるとのことだった。
そんなことわかるのかと驚き、心はまだ全然ついていかないのに体は淡々と自然の循環を繰り返していくんだな。ある意味残酷だよな。
(42)お経を読んだり弔うということ
[赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。
読みたくない方は読まずに閉じてくださいねー!]
昨日は赤ちゃんを弔いにお骨を持って友人のお寺へ。
お経を読んでもらう前にお茶を飲みながらゆっくりみんなで話しをした。
考えてみれば家族以外と直接話すのははじめてかもしれない。
自分の今にどういった言葉が当てはまるのか難しくてまだ混乱している最中だ。コインの裏表の感情どちらも一気に出てくるし、
(41)死産後の夫との関係性について
[赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。
読みたくない方は読まずに閉じてくださいね]
昨日はピリッと寒かったけどいいお天気だったのでコーヒーを入れ、お菓子弁当を持って娘と公園へ。娘が遊んでいるのをたまに眺めながら本を読んだ。
夫は久しぶりに友人たちのライブに出かけた。
死産で娘が産まれてそろそろ1ヶ月。1ヶ月前の今日は胎動の変化を感じで緊急外来に行き心臓が止まっていることがわかっ
(39)乗り越えるとか立ち直るではなく。
[赤ちゃんを33週で死産したことを綴っています。
読みたくない方は読まずに閉じてくださいね]
10年程前、フリーになる前はアパレルの会社でPR・販促をしていたのだけどその時の先輩が退職されるとのことでビデオメッセージをもらえないか、と連絡があった。
違う部署だったけれどとても色んなことを学ばせてもらった先輩。プライベートでも仲良くさせてもらっていたのでもちろん録って送った。
多分送別会とかで色ん
(38)ジャーナリングとお花。
[赤ちゃんを33週で死産したことを綴っています。
読みたくない方は読まずに閉じてくださいね]
赤ちゃんの心臓が止まる3日前に始めた日記、ジャーナリング。
最初の3日間を読むとその先に起こるであろうことを教えたい気持ちになり胸が苦しい。あまりまだ読みたくない。でもきっと何年か先、残していて良かったと思うはずだ。
ジャーナリングは本当は2024年から始めようかなと思っていたのだけど思った時に始めて
(37)片付けは心の整理とはよく言ったもんだ
[赤ちゃんを33週で死産したことを綴っています。
読みたくない方は読まずに閉じてくださいね]
我が家は小さく古い平屋なので3人でも引っ越しを考えるようになっていたのだけど4人となるとさらに狭くなるぞ、でもこの家好きだぞ、どうしようということで物の整理と収納見直し大作戦を決行した妊娠中。寝室や居間の収納は相当片付いた。
赤ちゃんが亡くなって退院してから、とにかく没頭できることやりたくて洗面台下、
(36)仕事再スタート
明日で帝王切開で出産して3週間。
本を読むか収納の見直しするか泣くかの3週間だっだけれど今日からパソコンを開いて仕事をスタート。
ありがたいことに待っていただいてたお仕事がいくつかあるので感謝の気持ちをお仕事でお返しできるよう、喜んでいただけるようにがんばりたい。
フリーランスでのお仕事はデザインやディレクションのお仕事と、平日毎朝15分間のボディワーク×瞑想の「聴くだけヨガ」を配信しているオ
(35)久しぶりに長時間の散歩へ
今日は天気が良かったので近所の紅葉見に散歩へ行った。
紅葉が有名な場所の近くに住んでいるのだけど、普段人が多いシーズンは来ないのでこんなに人が多いのかと驚いた。
私は体を動かすことが好きなのでこのコースは妊娠前はランニングに、妊娠中は歩きに来ていた。妊娠がわかった際転けないようにグリップするシューズも買った。
今日はその靴を履いている。
色んな日常に触れるといちいち妊娠中のことを思い出してしまう。
(33)宮沢賢治で大号泣してしまった
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の全文を改めて読んで感動し、またこれも改めて読みたくなった「銀河鉄道の夜」。
私はその人の小説が面白いなぁと思うとその人そのものに対しても興味が湧くのだけど「雨ニモ負ケズ」が賢治が病でなくなる直前にノートに書いていたことや、小説を書き始めたきっかけになった妹トシのこと、賢治の家庭環境など知って改めて小説が深く入ってきた。
子供の頃読んだよりも「銀河鉄道の夜」の美しい描写に
(32)自分の感情改めて探ってみる
[赤ちゃんを33週で死産したことについ綴っています。
読みたくない方は読まずに閉じてくださいね]
なんだかモヤモヤする気持ちがあるので自分の感情をじっくり観察してみた。
そうするとすんごい悪態をつく私がいることに気づいた。
「ケッ。この世なんて」と卑屈になっている私も確実にいるわ…。
この経験を宝にしようとか、ありがとうとか愛おしいとかもちろんそう思っているのは本当なんだけど、それと同時にその逆
(31)何かやることがある方がいい。
[赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。
読みたくない方は読まずに閉じてくださいね。]
死産後は体を休ませることはもちろん、特にメンタルのケアが必要だと比較的メンタルが強い方だと思う私も確実にそうだと思う。
頭で理解しようとしても心が追いつかないというか。
ゆっくり静養するに越したことはないのだけど、少しは何かをして気分転換したり気を紛らわせることにつながったりするのも大切だと感じ