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心に留めている言葉


自閉スペクトラム症と診断が出てから約9ヶ月経ちました。
息子は基本的に週4で保育園に行き週1で療育に行くという生活にすっかり慣れている様子。
最近は言葉も増えてきてコミュニケーションも取りやすくなってきました。
私は息子と娘がいる二児の母ですがすごく大切にしたい言葉に出会って考え方も変わり、気持ちも楽になった瞬間がありました。

私はラジオを聞くのが好きで、ご飯を作りながら掃除をしながら寝かしつけをしながら、聞ける状況なら片耳用のBluetoothイヤホンをしてラジオや音楽を聞いています。お気に入りはSpotifyで聞ける日曜ラジオ「チャポンと行こう!」というラジオです。北欧暮らしの道具店の店長さんとスタッフのよしべさんがやっているラジオで、第36夜で子育てで悩んでいたときにあるブログを読んで心に留めていることを店長さんが紹介していて、その言葉が今の私にすごく刺さって私も心に留めている言葉になりました。

「子供の成長を同じクラスの子や周りの子じゃなく、子供を横軸で評価しないで縦軸でみてあげてください。」

この言葉は今の私には絶対必要だったと思うしその日から子供と接する中でとても大切にしていることの一つになりました。
周りの子に比べてうちの子はこれくらい遅れてる。
そんな風に思ってしまう場面が多くて絶対この考え方は違うはずなのに、気づくと比べてしまっている自分がいました。
というのも、息子の保育園の同じクラスに息子と生年月日が全く同じ男の子がいて、息子の送り迎えで保育園に行くと私に気づいてたくさんお話をしてくれる子なんです。「今日はたくさんご飯食べたよー」とか「たくさんお昼寝したよ」とか、娘を見て「可愛いね、あ、笑ったー!」とかたくさんお話してくれて、すごく可愛くて私もその子とお話しするのが大好きなのですがやっぱり心のどこかで息子とこんな風にお話しできたらいいな。
こう見ると息子は言葉が遅れてるよな。どうしたらお話しできるようになるのか、早く話して欲しい。と考えている自分がいました。
周りの子と比べたらできることできないこと、得意なこと苦手なことってあげたらキリがないのに。

横軸で見るというのは周りの子と比べて見ているということになるので、そうではなく子供が半年前と比べたときにどのくらい成長しているかで見てあげるということ。
例えば、私の夫がよその奥さんと私を比べていたら嫌な気持ちになると思うのに、誰かと比べられている状態なんていい気しないのに私は息子にそれをしていたんだ。
ラジオを聞いていてこの言葉に出会い一気に視点が変わり考え方も変わった瞬間でした。
そこから息子の半年前と現在を比べて見るとものすごく成長していて、嬉しいより見逃さなくて良かった、、。と思いました。

半年前の息子は言葉は本当に少なくて、よく言う言葉も単語で数種類のみという感じでしたが現在は二語分はまだまだ少ないけど息子が話す単語はかなり増えてきました。
いいよ。と言う息子の言い方がとても可愛くて、いいよと言う返事につながる声の掛け方をしつこくしています。
妹に対する接し方も変わってとてもお兄ちゃんらしい姿が見えるようになってきました。
保育園から帰ってきて息子は洗面所に直行で手洗いうがいをするのが身についているので、最近は妹も一緒に連れて行き踏み台に2人で乗って息子が娘の手を洗ってあげていたときは少し泣きそうになりました。
手洗いうがいをして靴下を脱いで洗濯カゴに入れる時も妹の靴下を脱がせて洗濯カゴにポイってしてと教えていたり、頼りになる場面が増えてきています。

横軸で見たら言葉は平均より遅いけど、縦軸で見たら成長しているところはいくらでもあるんです。
その大切な成長の一つ一つをしっかり気づいて褒めたいし子供と接する中での糧にしていこうと思いました。

最後に、かなり久しぶりの投稿になりました。
息子は3歳になり娘は1歳になりました。
少しずつ自分の時間の使い方を思い出してきた私は自分の時間を大切にするようになった。サボり気味だったダイエットも再開してみたり。
緩くグルテンを控えてみたり筋トレやストレッチをしてみたりしています。
まだまだ自分の時間は少ないと思うこともあるけど、それも数年の間の悩みで人生で考えたらきっと一瞬の悩みなんだろうな。

読んでくれてありがとうございました。





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