近くにいないのではなく、知らないだけ

こんにちは、こんばんは。

前回は、見えない障害について、もっと多くの人が、障害を持った人は身近にいると自覚して、配慮ができたらいいな、ということを書きました。

私はもう一つ、身近にいることを知ってほしいなと思うことがあります。

それは、LGBT+についてです。

私は、人を好きになるのに、性別について考えてから好きになったことはありません。
男の人でも、女の人でも、この人素敵だなと思えば、気になるし、好きになります。

今はこうして、私は好きになるのに性別は気にしない、と言うことができますが、最初からそうだったわけではありません。

特に、中高生の時は、何度も悩んだし、誰にも相談できませんでした。
自分は男になりたいわけではない、男の人に対する好きと女の人に対する好きの違いがわからない、憧れと恋愛感情の違いがわからない、などたくさん悩みました。

でも、今はこうして、自分の恋愛対象や恋愛観について話すことができます。

それは、自分の周りにも当事者や同じような悩みを抱えている人がいるということや、そんな自分でも何一つ変わらずに今まで通り接してくれる人がたくさんいることを知ったからです。

ひとりで悩んでいた時は、自分の周りには相談できる人がいないと思っていたけれど、話してみると、なぜ悩んでいたのかわからなくなるくらい普通に受け入れてくれました。

今もまだ、ひとりで悩んでいる人がいると思います。

そんな人たちのためにも、当事者もそうでなくても、もしかしたら身近にいるかもしれないという視点を多くの人に持ってもらいたいです。

もちろん、自分の恋愛観と違うから受け入れられないという人もいると思うので、無理やり理解してほしいと押し付けるわけではありませんが、
もし、少しでも頭にあれば、変わったものを見る感覚ではなくなって、相手のことを傷つけるような言動も減るのではないかと思います。


恋愛観とか、人生観とか、幸せの形とか、人それぞれだから。
理解できなくても、攻撃する必要はないし、人と違うことで悩むこともない。
自分の価値観を誰かに押し付けたり、はたまた、よくある形に無理にしなくてもいい、そう思います。

と、いいこと風に言っていますが、私は普通の一般的な幸せを描けなかったので、だったら自分の好きなことをやろうと、やっと開き直ることができたところです。

「普通」とか「一般的」とかが何を指すかは難しいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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