20220227

晴れ。午前に起床して転職関連の文書でも仕上げるつもりが昼過ぎに起床した。川に散歩に出る。風から冷気が和らぎ、空気が暖かい。波打つ水はかすかに潮臭く、欄干には幾つか釣竿が掛かっていた。気持ちを散らしながら洗濯物を干し、必要な文書を書いた。予定の2/3で飽きてシャニマスをさわった。図書館で借りたドゥルーズの書簡集を手に取る。ドゥルーズが病気がちだった所為もあるだろうが、友人に頻りに会いたがったり、会えないのを口惜しがったりする文章から、かつての人間同士の距離と交信のあいまの孤独な時間に想像を馳せながら頁を捲っている。スキゾとパラノという語彙はガタリとの書簡に顔を出すが、スキゾで検索すると浅田彰を引きつつ生物にとって危険を感じたら先の事など考えずに逃走することの重要性を現代的な幾つかの観点から書いており、ささやかながら喜ばしい。もうすぐ無職になれるとおもうと本当に喜ばしい。夕飯を作りながらベートーヴェン『皇帝』を聴く。

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