20220324
晴れ。昨晩深夜まで映画を観て寝た所為で面談の30分前に起床した。面談はあたまが回らなかった。呆けた老人はこんな調子なのだろうか、とおもう程に咄嗟に言葉が出ない。ひと眠りの後、徒歩で五反野に向かった。隅田川沿いで男が大声で唄っていた。ご機嫌だが、濁った声音だった。千住新橋を渡る際に脚もとに流れる荒川の水面は夕暮れる空の縞模様を映していた。橙であり、薄い紺色あり、むらさき。春日さんととん平で飲む。わたしはまたしても胃がつらくなる。会計時、ふたりの所持金を併せても100円足りないのでツケて貰った。帰路、千住新橋のたもとまで春日さんに送って貰い、それから深夜の荒川沿い堤防を歩いた。
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