Photo by hamahouse 睡魔 1 白山 律 2020年10月16日 19:40 眠りに落ちる時、実は落ちるよりも沈むほうが正しくて、私は液体になって、どこまでも地下深くまで沈み込んでいく。体の半分くらいが液体になった時、そのまま体も吸収されていく。このままどこへ行くのだろう。冷たくて暗くてもいいよ。私はその先が知りたいの。この世にいる人が誰も知らない世界を。ふと心臓の音が引っかかって、私は息を吹き返す。あぁ、私は生きていた。 ダウンロード copy #詩 #眠る #沈む #その先 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート