聖夜の詩
それぞれの願いが、想いが、
夜空に溶けて消えていく。
白く輝く星たちに、命が宿りますように。
街の光と星の光が、逆転しますように。
真面目なあの子の元にも、小さな幸せが
そっと届いていますように。
僕らは、愛とか恋とか、そんな
ふわっとしたものに寄りかかって
夢を見ているようなんだな。
そんな中で生きている。笑っている。
星が降る。星が降る。
星の一部が雪に変わって、
あなたの上にも舞っているだろう。
一瞬の平和が訪れる。
この一瞬こそが、最も美しい。
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