Photo by hiloyuki 夜に、星と君。 白山 律 2021年12月14日 21:37 夜空を泳いで星に渡ってまた夢を見る。このアパートから見上げたそれはあまりに広大すぎて僕は苦笑してしまった。君は、僕のことなどとっくに忘れて今を過ごしているのだろう。君があの時と同じように笑っていれば良いな。なんの混じり気もない屈託のないあの笑顔で、名前も顔も知らない彼に向かって。そしてたまに全てが寝静まった真夜中に一人だけ目を覚まして彼にも月にも星にも、誰にも気づかれないようにあの時まで一緒にいた彼のことを思い出して悲しみの涙を一筋だけ流していてほしい。 ダウンロード copy #詩 #星 #君 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート