【雑記】都市伝説の未来
子供時代にトイレの花子さんや口裂け女などにまつわる噂話で盛り上がったことのある方は多いのではないでしょうか。恐ろしい都市伝説には非常に好奇心を掻き立てられますよね。私も、小学生の頃はよく都市伝説にまつわる本を読んでは夜眠れなくなったものです。
鬼や妖怪といった類の怪異を都市伝説に含めるとするならば、都市伝説ははるか昔から存在し、そして今現在に至るまで更新され続けています。
最近の都市伝説には、あの世に繋がっているホームページや、AIババアなどと、インターネットにまつわるものも多いです。きさらぎ駅や八尺様といった都市伝説が2ちゃんねるのスレッド発祥であることも含めて、インターネットの登場によって新たな都市伝説がたくさん誕生したことが分かります。
当たり前ですが、昭和時代、ましてやそれ以前の時代にはインターネットにまつわる怪異など存在しません。そもそもインターネット自体がないので、存在のしようが無いですよね。それでは、インターネット登場以前にはどんな都市伝説があったのかと言えば、電話にまつわる怪異、学校にまつわる怪異、そして電話や学校もない時代には道端や森に現れる怪異、家や井戸に現れる怪異などです。都市伝説は、その時代の人々が想像できるような範囲の内、その人々の暮らしの延長線上でしか存在できないのです。
そして科学技術が発達した今、インターネットなどの今までには無かった新たなフィールドが開拓される毎にそこに新たな都市伝説は生まれています。
私は、そのうちバーチャル空間に出没する怪異なんかも誕生するのではないかと思っています(私が知らないだけで既にもう誕生している可能性もありますが)。
これからまた新たな分野が開拓されたら、今の私達の想像の範疇を超えるような怪異が生まれるかもしれません。
これからどんな都市伝説が生まれるのか、楽しみですね。
(執筆:副会長内害)
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