マガジンのカバー画像

2019鑑賞映画まとめ2

42
映画館、DVD、BR問わずこの年観た映画の感想noteまとめ。
運営しているクリエイター

記事一覧

カツベン!。年の締めは楽しい映画を。モンティパイソンやビーストウォーズの吹き替えに繋がるような、各弁士の個性あふれる表現とともに時代の活気みたいなものを感じた。クライマックスの展開とヒロインとの関係性はもっとグッとくる展開にできそうだけど当時の映画へのオマージュがあるんだろうな。

燃えよスーリヤ!!。面白くなりそうな要素が色々あるのに物語の重さとテンポの悪さで眠くなった。ただでさえアクションに爽快感がないのに実は妄想でした、みたいな展開はテンションが下がる。もっと主人公を掘り下げてビジランテ物なりの地固めをしないと感情の持っていきどころが落ち着かないね。

スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け。日劇(マリオン)で観たかったけどTOHO日比谷で。上映前後の拍手は初日ならではながら今は最速上映があるので夕方回では数もまばらで少し寂しい。今作を観れずに死んだ人はあの世で悔やむのか笑うのか。まぁ1〜3制作すらサプライズみたいなもんか。

ひつじのショーン UFOフィーバー!。映画館で見かけたルーラのマスコットがあまりに可愛すぎたので普段アードマン作品はあまり観ないのに鑑賞。アニメに関して何の文句も無いのは当然としてSF映画パロディをちょいちょい挟みつつも台詞無しで泣かせるところまでもっていく作劇の巧みさには拍手。

ジュマンジ2。ゲーム世界という特徴を生かした笑いやアクションは健在、人格と外見のギャップも楽しいし話もまとまってたけど失敗するとゲームから出られなくなる緊張感がかなり薄まってた気も。今シリーズは動物パニック物とくくっていたのでもっと動物が欲しかった。人間相手ばかりだと普通だしね。

屍人荘の殺人。舞台設定とそれを生かしたトリックに新しさを感じたし役者陣も色々な面を見せてくれる好演なのだけど話の展開が早すぎて観客が推理する余裕が無く、キャラの掘り下げが浅いので各行動にやや唐突感があった。ギャグシーンのテンポ感の微妙な悪さも足を引っ張ってるかな。

永遠の門 ゴッホが見た未来。デフォー三昧で色んな表情が楽しめる。ゴッホが死際に見た走馬灯のような印象である程度背景なりを知らないと劇中で何が起こってるのか判らないかも。神父との会話は残酷だし現代視点過ぎるけど救いは感じた。棺桶の周りに自分の絵が全部あるのは切ない。テオまじ天使。

ドクタースリープ。ネタバレできないのでとりあえず、レベッカがエロい。あんなんが来たら喜んで!ってなもんですわ。俺の好きなwell,well,well…も言ってくれるし。まぁ今作から観て1を観てレディプレイヤー1に繋ぐのも面白いんじゃないかと。スターウォーズ1に繋ぐのも有かな?おば

ファイティングファミリー。なにはともあれプロレスシーンがしっかり描けてたから満足。シンデレラストーリーながら挫折や不和を乗り越え、努力と根性で栄光を勝ち取る物語はやっぱり良いね。彼女が選ばれた輝きの理由をもっと深く描いて欲しかった。プロレスでよくある疑問にも濁さず答えてて感心。

ゾンビランド2。ゾンビ映画にありがちな事を逆手に取った笑いは踏襲しつつ物語もしっかり楽しめた。アクションも人体破壊も容赦なし。狂言回し的に仲間に加入する女の子が強烈で彼女起点の笑いは外さない。ゲロシーンが沢山ある映画に間違いはないね。

アナと雪の女王2。まぁ蛇足と承知で観たんだけどさ。メインの曲は素敵だけど映画的に盛り上がるシーンかというと?根っこの設定がふわっとしてるせいか物語がやや飲み込みづらく、各キャラがかなり自分勝手に行動するので少しイライラした。クリストフのソロ歌唱シーンの演出はギャグなんだろうか?

盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~。踊りは無いものの演奏歌唱シーンがたっぷり目なのはさすがインド映画。先の読めない物語は悪くないけれど演出にメリハリが無いのでのっぺりした印象が残る。彼女と署長をもうちょっと生かせればねー。途中で参加する3人組もチト唐突感があるかな。

ブライトバーン。予告でかなり内容を見せているので先の展開にそうとう自信があるんじゃないかと思ったら、まぁ、うん。「ウルトラスーパーデラックスマン」の実写版じゃね?と先に予想してたから彼の未来はそれでいいかな。鑑賞後、女性2人が逆らうより懐柔した方が良くね?と言ってて、だよねーと。

ターミネーター/ニューフェイト。「まどか/叛逆」のような事はそうそうないわな。アイアンマンでも思ったけど液体金属を出すと何でもあり過ぎてつまらなくなるし2ほどのインパクトは出ない。物語も最近描かれがちなAIの未来を絡めるのは良いが本筋に意外性が無いから今作を作った意義がチト不明。