Università Vita-Salute San Raffaele 2021/22入学 受験登録締切【3月17日】
僕の所属する大学の今年の2021/22年入学 NON-EU学生の受験登録締切は
2021年3月17日 CET午後12時(=日本時間 20:00)
試験日は3月24日
超重要!受験にパスポートが必要です!(カトリカ同様)
入学試験は去年からオンラインでの入試。日本人学生が過去にも在籍していたため、これまでのペーパー試験では東京にも試験会場がありました。
ちなみに、『TOEFLやIELTSのReading問題を正誤関わらず時間配分内で解ける。英語で理系科目の問題を理解し、選択肢を理解し、解ける。自分で英語で大学HPを検索し、受験要項を読み、自分で登録をすすめることができる。大学に質問・相談メールを送ることができる。』などといったレベルの英語力を持った前提で話を進めますので、あしからず。
科目は、数学、生物、化学、物理の他、公務員試験の数的推理、文章推理のような問題から、IQテスト的な問題があった記憶があります。理系科目のレベルは、高校理科と比べるとかなり簡単。物理、数学は各2、3問ほどで、生物と化学に比重が大きかった記憶があります。文章問題は長文を読解し、設問に答えていきます。TOEFLやIELTSのような速読・解答能力が問われますが、かなり難易度高かったかも。
試験内容は英語で60問のMCQ
試験時間80分
36問:理論問題、問題解決、文章読解
24問:理数科(生物、化学、物理・数学)
配点:正答 1点、誤答 -0.25点(注意)、未回答 0点
『TEST SIMULATOR』へ行きます。出願登録をしなくても、€20かいくらか(忘れた)支払えば、例題をオンラインで解くことができます。それにはまず登録が必要です。ここで個人登録をします。
Tipologia [Outside of EU], Lingua [English], Nome: 名前, Cognome: 性, Email: 登録するメールアドレス, Codice Fiscale: [無記載], Nazione: [Giappone], Indirizzo: 住所, Numero Civico: 番地, CAP: 郵便番号, Citta: 東京都下の場合はTokyo/市郡名, Stato/Provincia: [都道府県], Telefono: 電話番号, Cellulare: 携帯電話番号
TEST SIMULATORも出願も、どちらもオンラインクレジット決済、Paypal決済です。便利な時代になりましたね...。
受験登録・出願はサイトへ行き、『International Medical Doctor Program - Admission Test Non-EU Citizens Reserved AY2021-2022』へ行きましょう。https://www.unisr.it/en/servizi/ammissioni/international-medical-doctor-program
そして受験要項をつらつら読み、『APPLY NOW』へ行き、個人情報、住所、連絡先(電話番号は、当たり前のことですが、+81-の国番号から記載しましょう...)、メールアドレスを記載していきます。住所は住民票に記載される住所を書きます。Birth Place/出生地は、戸籍抄本に記載されている出生地を書きます。
受験費用 €200 (≒2万8千円) (カトリカより高かったんですね。もう記憶になかったです笑)
NON-EU枠は64人。去年のBrexitより、本年度から『イギリス人もNON-EU枠に加わる』こととなりました!!
入学条件としては、日本国籍で高校まで日本だったという普通の高校生は12年間の教育を受けているので、入学可能です。
僕が去年受けた記憶では、80分で60問を解かなければいけないため、どの問題から解いていくか、TEST SIMULATORを解いてみて対策した記憶があります。入試当日は、数学→生物→化学→IQ図形問題等→文章問題、、と短時間で解けるものから解きました。80分に対して60問を全解答するのはほぼ不可能。取れるものから拾っていきましょう。
数学:中学生レベル。
生物:高校生物のうちの最も基本事項の細胞生物学、代謝(同化・異化・解糖)、生理学系(筋・神経・内分泌)や臓器のみ。光合成回路も時折出ますが、日本の高校生物で扱う複雑な、発生・植物ホルモン等は全く出なかったはずです。
化学:相当簡単なものしか出なかったかも。化学結合、化学反応、平衡、酸塩基、電気分解、有機化学(無機化学は、あったかな...?)
物理:2,3問程度。何も知らないので、未回答でスキップ笑 見た感じ、力学、電磁誘導等くらいでした。
IQ図形問題など:問題の図形の法則が短時間で分かればおいしいですが、分からなければスキップ(注!誤答は -0.25点です!)
文章読解問題:相当な長文を短時間で読み、解答しなくてはなりません。TOEFLやIELTS、TOEICレベルのReadingですが、問題選択肢は難解です。患者-医師関係など医療トピックが出てたかも。TOEFL, IELTSのReading問題集で時間を計って練習を積み重ねるといいかもしれません。
ちなみに、僕の点数は、40点台/60点、だったかな、、、上から24番くらいでした。全然手ごたえなかった印象なので、そもそもコロナで受験者数が少なかったんかなー?とも思いました。
誤答が -0.25点とマイナスにされてしまうので、確信があるか自分の中でチャレンジしたいものはマークし、それ以外はマークしませんでした。時間配分とどの科目から解いていくか、対策を練るのも重要です。
試験当日については、また記事書きまーす。
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