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小学生クラスで気をつけていること

「先生、なんで、雰囲気がまとまることが小学生のレッスンに必要なのですか?」という質問をいただくことがあります。

親の都合でクラスをあっちこっち移動しないで欲しい、なぜなら、雰囲気が大事だから、とお願いしているからです。

私が教室で提供している七田式教育は、右脳も左脳も両方とも、つまり、両脳を働かせて学ぶ教育です。小学生のレッスンでも、もちろん両脳をしっかり動かすトレーニングをします。左脳は学校生活の中で訓練されていますから、教室では極力右脳を動かせるように意識しています。右脳を使わなければ、小学生コースの速読や速視聴、50マスの記憶などは不可能です。

幼児と比べて小学生の場合は、普段からすでに左脳優位になっていますから、左脳優位から右脳優位へ促すための「プリレッスン」と呼ばれる一連の導入やクラスの場の雰囲気が、非常に大事になってくるのです。

ということは・・・日替わりで、あっちのクラス、こっちのクラスへ渡り歩き、クラスのメンバーがいつも違っている、ということは成果を最大に発揮できないことにつながります。

『いつもと同じメンバーで同じ雰囲気』

「同じ」ということは、安心感をもたらし心の安定や平常心につながりリラックスできる環境を作ります。大人でも、初めての場所は緊張しますよね?いつもの気心知れたメンバーといるとリラックスして落ち着きますよね?

だから、

小学生のクラスでは、子どもたちの脳はもうすでに「右脳全開」の脳ではないためにいつもの雰囲気でリラックスできる、ということが非常に重要な意味を持つのです。

私の教室には、さまざまな地域からこのレッスンのために集まってくれています。今はコロナ感染予防のために電車で来られる方は少数ですが、それでも電車を2路線3路線乗り継いで来られている方もいます。また、私立小の子どもたちは下校時刻が遅いため特に大変です。お母さんの必死のサポートのおかげでなんとか通い続けることができています。

お家の方も、子どもたちも、必死に通ってくれる中、私たち教える側も、その熱意に応えなくてはなりません。レッスンを意義あるものにするために必死です。漫然とレッスンをした、なんていうことはただの一度もありません。

今までのすべてのレッスンの記録を残して、どの子がどんなことをして、何を言ったのか、そして、どんな力を伸ばしてきたのか、子どもたちの小さな表情の変化まで見逃さずに記録しています。

さらに、講師である私自身もしっかりと右脳を動かしてレッスンをしないといけないのですが、どうしても別件で気になることがあったりすると右脳が動きにくい時があります。そんな時は、瞑想をしたり、フラワーエッセンスを使います。

そして、子どもたちには、レッスンの間、ずっと右脳を全開にしたまま取り組みをしてもらえるように、と心がけています。それこそが、小学生クラスの一番の目的だと思うからです。

また、レッスンに来る前にジャンクフード、ジュース、砂糖まみれのおやつなどの飲食は厳禁となっています。「波動」が乱れるからです。お母さんに怒られてマイナスの気持ちでレッスンに来た子もやはり、乱れてしまうので、朝起きてからレッスンに来るまでは穏やかに過ごしてもらうようにお願いしています。

いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。