子どもの心の安全地帯はどこにある?
小さい子どもの生活にはトラブルがつきもの
子どもたちが、新しく、園や習い事などの小さな社会に出ていくと、必ずトラブルが起こります。
お友だちをたたいた、けった。
お友だちのものをとった、とられた。
泣かせた、泣いた。
けがをした、仲間はずれになった、
など
あげれば切りがありません。
そんなことを繰り返し、一つ一つ解決していくことで、子どもたちは人間性を培い、社会の中で人間関係を上手にやりくりしていく方法を学ぶのです。
その過程の中で、子どもは不安になったり悲しかったり理不尽な思いをすることも多いでしょう。
トラブルが起きたら
園などで些細なトラブルはつきものです。大人にしてみたら、「そんなことどうでもいいじゃない」程度のほんとに些細なことでも、子どもにしてみたら重要な案件だったりします。
理不尽な思いをして元気がないな、というときは、お母さんの元で十分甘えさせてあげましょうね。「お母さんという心の安全地帯」で十分充電ができれば、また元気が出てきて社会へ飛び出していけるようになりますよ。
突き放すのはやめて
「心の安全地帯」を求めて、お母さんのところへ甘えにやってきた子どもに対して
「そんなことで泣くんじゃない」
「もっと強くなれ」
「お母さんに甘えないで」
「自分で解決しなさい」
と言ってしまうことは、子どもに逃げ場を与えない一番愚かな言葉がけだと思います。たくさんの親子を見てきた中ではっきりと言えることです。
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