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「卒乳」ママへ

楽に卒乳できる講座を開いています

真夏に「卒乳」をされた方はおそらくいないと思いますが、これから秋に向けて「卒乳」を考えておられるママは多いかと思います。私の教室では、七田眞氏の5分間暗示法を組み込んだ独自の「卒乳」プロセスをご指導しています。五分間暗示法の講座やオリジナル卒乳講座を受けていただく必要がありますが、100%の成功率です。母も子もストレスなくできるので、講座のタイトルは『ママも赤ちゃんもラクラク卒乳講座』となっています。

卒乳の意味

卒乳、というのは「今日から母乳を飲まない」というものではありません。「母体の中にいるときからずっと一緒にくっついていたお母さんからの自立」です。よく勘違いされているのが、「歯が生えてきたからご飯を噛める→だから母乳(ミルク)は要らない→だから母乳を飲ませなくてよい」というものや、「5か月ごろになったら離乳食に移行しましょうと本に書いてある→だからもう母乳(ミルク)は要らない」というもの。

こんなびっくり!な解釈もある

「おっぱいがもう出ていない気がする→だからもういらないよね」という勝手な判断や、「母乳をあげるのに疲れた、邪魔くさくなった→だから、もう今日から飲まないで!」という強制終了を聞いたりします。ビックリです。誰も周囲に教えてあげる先輩がいないのかな?と心配です。

「卒乳」は一度で成功するべき

教室のお母さまたちには、順を追っていろいろと学んでいただいているので、上記のようなびっくり解釈はありませんが、よく起こるのが、「母のセンチメンタルによる卒乳の撤回」です。ひとたび、〇〇日から卒乳(母乳を飲ませない)と決めたのに、母のセンチメンタルのせいで卒乳を勝手延期にしてしまうのです。

「こんなに泣いているのにかわいそう。この子にはまだおっぱいが必要なんだわ」「私、ひどいことをしているみたい」

というセンチメンタルな一時的な感情が、卒乳プロセスを中断(撤回・反故)にしてしまうのです。これが、一番厄介です。卒乳は、母も子も決意をもって「二度と戻らない」という覚悟のもと進めていくものです。言ってみれば、1度で成功するべきなのです。何度もやり直しはいけません。どんなに泣き叫んでも、どんなにかわいそうでも、絶対に後戻りはNGです。どんどん卒乳がこじれていきます。

卒乳は、子が乗り越える人生初の壁

この先、子どもの前に壁が立ちはだかった時

「自分の力で何としても越えていく子」にするのか、

「困った時は、ママ~、と泣きついて助けてもらう子」

にするのか、ということに関わってきます。

大げさではありません。本当です。

教室で、3歳、4歳、あるいは小学生の子が入室してこられた時、この子の「諦め癖」や「何事に対しても中途半端な感じ」や「どこか他人任せで自分のこととして責任を感じない性格」や「最後まで根気よく考えることをしない」のはなんで?と思った時、おかあさまに卒乳のことを聞いてみると

「失敗したんです」「やり直したんです」「結局自然に飲まなくなるまで惰性で・・・・」

という返事の確率がとても高いのです。

お子さまを信頼し、「あなたなら大丈夫、乗り越えられる」「お母さんも応援しているから」と覚悟を貫いてお子様の人生初の壁を乗り越えさせてあげてください。支えるべきお母さんが子どもの自立を邪魔してはいけません。

いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。