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七夕の短冊の色と陰陽五行説

本日は七夕です✨

七夕が庶民にも広がり、短冊に願い事を書いて笹竹に吊るすようになったのは江戸時代のようです。寺小屋が増え、習いごとをする子供が増えたことも影響しているようです。

もともとは字が上手になることを祈ったのですが、いつの間にかいろいろな願い事を書くようになったそうです。

ところで、童謡「たなばたさま」の2番は、「五しきのたんざく」から始まります。
短冊には5つの色がありますが、それぞれの色には意味があることをご存知でしたか?

古来、中国では世の中は「木・火・土・金・水」の5つの要素からできているという考え方「五行思想」があります。この5つの要素にそれぞれ「青・赤・黄・白・黒」の色が定められています。

短冊としては、黒は後に紫に代わり、青は緑が使われることもあります。また5色は人間の5徳を表しており、それぞれの次のような意味があります。

青(緑)

仁(徳を積むこと)

礼(父母や祖先を敬うこと)

信(友達を大切にすること)

義(約束を守ること)

智(学問に励むこと)

なんでも意味や由来を調べてみるのは面白いものですね。

本日も最後までありがとうございます^^

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