見出し画像

Sadaharu AOKI paris        イノベーターとしての青木シェフ

youtubeで一発当てたい。
ブルーオーシャンを見つけてスタートアップを立ち上げたい。
イノベーションを起こしたい。

このような機運が今の世の中満ち溢れているのではないか。
しかし、ドラッカーもイノベーションはひらめきではないと言っている。
イノベーションには変化を知らなければならない。
その為には自分に定点としての軸がなければ変化に翻弄されるだけで、対応すべき変化が見えない。
一発屋のラッキーは長く続かない。
軸があった人でも一発当てて、露出が増えたり、生活や行動規範が変われば軸がなくなり終わってゆく。
言ってみれば軸を守り続けることはかなり困難なことなのであろう。

私と同じ年齢の成功者である青木シェフ。ご存知のようにPâtisserie Sadaharu AOKI parisの創業者でありオーナーである。日本の食材をフランスのお菓子業界に持ち込んで有名になったのであろうと思っている方も多いのではないか。元アナウンサーとの結婚や離婚等華やかな話題でご存知の方も多いのでは・・・

ただ、他の有名シェフがバラエティー番組で露出を増やす方も多い中、それほどメディアでの露出は多くないように思う。今回偶然youtubeで「シェフのトークショーvol.5 青木シェフ×谷シェフ」の動画を見て彼のここまでの成り立ちを聞いて感動した。一発当てて有名になったのではなく、パティシエ及び経営者としてのその時その時の意思決定の積み重ねがイノベーションのロールモデルと言っていいのではないか。

もちろんその根底にある軸はパティシエとしてのものと、青木定治としての人間性にも垣間見える。この動画をご覧になる際はぜひ青木シェフの師匠でもある谷シェフの表情に注目していただきたい。ある意味弟子である青木シェフの考え方に対する尊敬の眼差しさえ感じます。少し長くなりますが、この前編が気に入った方は後編も見てみてください。配信後1年で視聴回数は1738回(R5.1.27現在)とあまり多くないですが、企業経営者もスタートアップを志す起業家も、悩める就活生にもお勧めです。

ちなみに筆者は個人的に青木定治氏とは子供のころ面識があり、同級生の男の子からも女の子からもとにかくモテていて人気者でした。動画中の「ワクワクすること」を追い求める考えなんか子供のころといっちょん変わっとらん。本文で失礼な表現があればお許しください。
「やっぱ、あんたすごいばい!アオキッチョ」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?