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北海道旅行記: はじまり(旅行の概要と事前準備)

2022年7月、バイクで北海道に旅行してきました。
長期勤続のボーナスでもらった5日間の連続休暇に、土日×2の4日、有給1日を足して合計10日間の旅程でした。

まあ途中、雨に降られたり霧にまかれたり大変な部分もありました。1日の移動距離が平均300kmくらいでしたので毎日の疲労が少しずつ積み重なってきて、後半は運転がしんどくなったり。
合計3000kmすべて走りきった時は、心地よい疲労感とともにやりとげた、走りきったという強い達成感がありました。

まあ、そんな感じで辛い時もありましたが、とても楽しい旅でした。
快走路は地平の果てまで続き、絶景は次から次へと押し寄せ、どこで何を食べても美味い。バイク乗りの好きなものがすべて整っている感じで、北海道がライダー天国と言われる理由がわかった気がしました。

こうして旅程を振り返っている今も、「次は北海道のどこを回ろう」と考えている自分がいます。
10日間の長い休みなど、一生のうちにそう何度もとれるものではないですし、次はいつになるかわかりませんが、お盆休みなどうまく活用して、また北海道に行きたいと思います。
魅力的なキャンプ場も数多く見かけたので、今度はキャンプツーリングもいいですね……。熊対策が必要ですが。

今後、何回かにわたって北海道の旅行記を書きたいと思います。
私のようにバイクで北海道に行きたいと考えている方のご参考になれば幸いです。


日程

2022年7月8日(金)~2022年7月17日(日)

全体の旅程

自宅→大洗からフェリーで苫小牧→帯広→網走→稚内→札幌→函館→小樽からフェリーで新潟→自宅

各地点の概要

  • 自宅
    関東らへん。男やもめのしがないエンジニアが住んでいます。

  • 大洗
    あんこう鍋とガルパンで有名な港町。
    明太子も有名で、フェリー乗り場近くの「かねふくめんたいパーク」で工場見学ができる。

  • 苫小牧
    港町。多くの地方からフェリーが到着する北海道の玄関口。

  • 帯広
    十勝平野に位置する街で豚丼が有名。大雪山などにも(北海道基準では)近く、北海道の自然を満喫する観光拠点に便利。北の方に抜けたナイタイ高原牧場は「日本一広い牧場」として有名。

  • 網走
    オホーツク海に面する港町。屈斜路湖、摩周湖、知床半島などが近い。網走監獄博物館が特に有名。海に面した道の駅から遊覧クルーズ船が出ている。

  • 稚内
    北の最果て。日本最北端の宗谷岬まで車で40分くらい。利尻島や礼文島へのフェリーがある。宗谷丘陵の白い道はインスタ映えするポイントとして有名。

  • 札幌
    大都市。京都を参考に作られた碁盤目状の道はアクセスがしやすい。バイクの駐輪場が少なくバイクには厳しい印象。スープカレーやジンギスカンなど名物料理も多数。

  • 函館
    はるばる来たぜ。港町。函館山から見える夜景は100万ドルの夜景として有名。赤レンガ倉庫や新撰組終焉の地である五稜郭が有名。地元で有名なハンバーグ店ラッキーピエロはボリュームがあり大満足の食べごたえ。

  • 小樽
    こちらも港町。札幌ほどバイクに厳しくなくゆるゆるで駐車できる印象。新鮮な魚介とガラスなどの工芸品、乳製品が有名。高速バスを利用して札幌にも簡単にアクセスできるためバイクならこちらに滞在するのが好き。新潟や舞鶴に向けてフェリーが出ており北海道の裏玄関という感じ。

  • 新潟
    日本海側の港町。米と酒の街という印象。佐渡島や敦賀に向けてフェリーが出ており、本州北部の玄関口。タレカツ丼が有名。

道具類について

ロングツーリングをするにあたり、特に役に立った道具類について記述します。

バイク

  • Revel250
    Rebel250 | Honda公式サイト
    どんなツーリングもバイクがなきゃ始まらないですね。
    私のバイクはHondaのRebel250という車種。昔からのアメリカンスタイルを進化させたスタイルで、車高が低く足つきがよく、とりまわしがよくグネグネ道にも対応できる万能選手です。
    ぶっ飛ばすよりのんびり旅に向いたモデル。派手な装飾のないマットなスタイルも魅力。

バッグ類

ウエストポーチとレッグバッグ装着状態。ダサいとかいうべからず。

ウェア類

  • スリッポン
    FC010 LIGHT(ライト) スリッポン | ワークマン公式オンラインストア (workman.jp)
    登山靴は行動の時は便利ですが、宿やフェリーについてからはくつろぎにくいので、ワークマンのライトスリッポンを活用しました。このモデルは軽く、安く、コンパクトで、荷物の隙間に突っ込めるのでとても便利です。人気も高く品切れが発生しやすいので、気になる方はお早めに。

その他

  • インカム
    SENA Bluetooth Japan公式サイト | 50S 50R | 製品概要
    ヘルメットに組み込むタイプのインカム、道中音楽を聞きながら進みました。
    スマホからナビの音声も流しているので、旅を進める上で欠かせないツールでしたが、帰りの道で浸水に耐えきれずお亡くなりになってしまい凹んでいます。次はもう少し安いモデルを買おう……。

  • ツーリングマップルR 北海道 2022年
    ツーリングマップル R北海道 (ツーリングマップルR) | 昭文社 地図 編集部 |本 | 通販 | Amazon
    バイカーや自転車で旅をするときに欠かせない昔ながらの道路地図。
    普通の道路地図と違うところは快走路や観光スポット、宿泊先や有名グルメについての情報が豊富に掲載されているところ。
    眺めているだけでも結構楽しいです。紙版を買うと、公式アプリ「Route」を12か月使えるクーポンコードがついてきます。
    なお定価は税込み3300円なので、それ以上の値段がついている時は買わない方が無難です。

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