健康と身体とツボナージュ

初めまして、治療院ritaで患者さまの健康のお手伝いをさせていただいている院長のSと申します。

これから少しずつ心身の健康と若さ、そしてツボナージュについてお話しさせていただきたいと思います。


 

皆さん、年齢には逆らえない! 性格は生まれつきのものだから変わらない! とお考えではありませんか?

実はこの2つともに体調(健康)が大きく関わっています。

人間の身体の可能性はある意味無限大と言え、それは何も特別な才能に恵まれた人だけではなく、ほとんどの人類に言えることなのです。


 

まず若さについてお話しさせていただきます。

「歳をとり心身ともに衰える」現象の半分以上は、身体に蓄積疲労が溜まっていくことが原因です。

年々、蓄積疲労が溜まって身体は重く疲れやすく、疲れがとれにくくなっていくのです。しかもこの蓄積疲労は一般的に考えられているよりかなり早い年齢から溜まり始めています。人によって違いますが、早い方は一桁の年齢で、遅くても10代には溜まり始めています。


 

疲労が蓄積する大きな原因3つあります。

「冷え」「ストレス」「運動不足」

まず「冷え」のお話しからします。

現代人は恐ろしいくらい冷えに鈍感です。

真冬にアイスコーヒーを飲むのが当たり前になっているほどに。

しかし冷えは万病の元です。

なぜ? 冷えは万病の元なのか?

その答えは簡単です。

酸素や栄養、免疫物質などをたっぷり含んだ新鮮な血液はとても温かいのモノです。

身体が冷ていると、この素晴らしい血液が組織維持する最低限しか流れていないということになります。

当然身体の各組織は栄養不足の酸素不足で硬くなってしまいます。

これが蓄積疲労の正体です。

そして時を重ね、蓄積疲労は遺跡のように重なり合い、溜まってしまうのです。

その結果、筋肉は硬くなり、身体は重く、睡眠の質も下がり、体調不良になっていきますが、これを解決する最初の一歩は、とても簡単なものです。

1 真夏以外は氷を摂らない!

人類が氷をいつでも摂れるようになったのはつい最近のことです。

当然、身体は氷をたくさん摂って体調が良くなるようにはできていません。

水分は常温で! このほうが体温に近いので吸収も早く、身体への負担も少ないです。

疲れた! と感じる時は、白湯の温度で飲むと内臓が温まり、治療効果も望めます(白湯は1番シンプルな漢方薬と私は呼んでいます)

2 身体を温める

簡単で有効な方法が2つあります。

まず貼るカイロです。小さいほうが温度も適温で使いやすいです。

これを仙骨という腰の下の平い骨に下着の上から縦貼りします。骨ごと温まって、その下を流れる血管も血液ごと温めてくれます。

そうするとセントラルヒーティングのように温まった血液が、足のほうまで流れて下半身ごと温めてくれます。

下半身に栄養、酸素が行き届く上に、仙骨にある6個のツボの効果で、腸の調子もアップ、さらに腰痛も改善されます。

身体を温める方法でもう1つ大切なのは湯船につかることです。

10分から15分つかり内臓の芯まで温めることが理想ですが、慣れないうちは5分から始めましょう! 2回にわけて入れば時間の割に温まり効果が実感できます。

人間は効果を実感できると3日坊主にならずに続けられます。

継続は力なり! いつか10分入れるようになればよいのです。
そして10分入れるようになる前も確実に身体は温まり始め効果は出てきます!
この3つを3ヵ月続けられたら、きっと身体の変化に気付けるはずです。

次回はストレスについてお話しさせていただきます。

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