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負の感情を抱えて。

最近、ものすごく腹が立っている。じつは。
それを表現しないので、周りの人には殆ど気づかれていないと思うけど。

また、悔しさもものすごく感じる。
書きたいことがあるのに、うまくまとまらない。
もどかしい。

私の人生の第一優先は気分よく過ごすこと。
だけど、最近は負の感情から逃げなくていいと思うようになった。

全てがわたしの大切な感情だから。
前は怒ったらひたすら怒りにのまれていたけれど、近頃は怒ると同時に冷静な自分も対等に存在している。
下手に負の感情を抑え込まず、受け入れるようにしたら、そんな変化があった。

今は自分をアップデートしようともがいているところだから、私の中に葛藤が生まれ色んな感情が湧くんだと思う。
あと負の感情と向き合ったり抱え込んだりできるのは、元気だからこそ。

喜ばしいことだ。

腹が立ったらそのぶん自分にあたればいい。悔しい思いをしたらそのぶん自分を磨けばいい。そう考えて生きてきた。黙って呑み込めるものは、そっくりそのまま自分の中に呑み込み、それを(できるだけ姿かたちを大きく変えて)小説という容物の中に、物語の一部として放出するようにつとめてきた。

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
(文春文庫)

(連続して読んでくださってる方にはバレていると思うが、私は今ハルキさんのエッセイにはまっている。)

ハルキさんは走ることで、自分の体を消耗させ同時に強めているのだという。

ほんと、すごいひとだ。

私ももう少し、このエネルギーをうまく回せるといいなぁ。


Photo by Roland Larsson

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