若葉マークのヨーガ・スートラ 第1回

こんにちは。ヨガ哲学を学んでいるりすです。
今日から、ヨーガ・スートラを読み、noteで私なりに噛み砕いていく過程を記録していこうと思います。

ヨーガ・スートラは短い文章で編まれています。
向井田みお先生著の「やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ」を参照した訳を見出しに書き、自分なりの解釈や、感じたこと、思い出した学びをありのままに書いていく形にします。
私は勉強中で、文字通り若葉マーク、特別深い知識があるわけではありませんが、現在の自分の等身大を記録するつもりで、のんびりとやっていくつもりです。

さあ、これからヨガを説明しましょう。

これが1つ目の言葉です。

ヨーガ・スートラはパタンジャリ先生の言葉を集めた、2000年前に書かれた、ヨガの経典です。
「ヨガの経典」と言うと、ポーズ(アーサナ)の紹介や解説や効果が延々続いているものを想像しがちですが、実は全く違います。
「ヨガに出会った人のためのその先の人生ガイドブック」、の方が、しっくりくるな、と感じています。

ヨガとは、考えの動きを静かに収めることです。

ここ、「考えることをやめる」とか「考えを静かに収める」でないところが重要だと思っていて。
身体が静かでも、考えることはイコール動くこと。
私は考えることが多すぎると、すぐにめまいがしてしまうタイプなので、それがよくわかります。
いわゆる、忙しいから目が回る状態です。

さて、ヨガをして、どうやって動を静にするのかですが。

ヨガをすると「身体→感情→思考→意識」の順で変わっていく、変えていくことができると教わったことがあります。(スペシャルサンクス:ヒキザンガヨガ、しほ先生!)
つまり逆に言うと、意識が真ん中にドンとある外側に思考があって、さらにその外側に感情があって、一番外側に身体がある。
揺れ動いた思考は、感情を噴出させる。その感情が扱いきれなくなると、身体化して症状が出たりするのだと解釈しています。

自分の「考えの動きを静かに収める」ためには、まず自分のどんな考えがどのように動いているか、自覚することが必要で。
そのためには、まず、ヨガで身体をケアをすること。そして、積もり積もった感情を癒し、手放すこと。
その先で、考えの動きがわかってきたら、次のステップとしてその考えを動から静に収める、、、と進んでいく感じでしょうか。

ちなみに、今の私はアシュタンガヨガのハーフプライマリーシリーズの中のスタンディングポーズの練習をする他に、こんなことを実践してみています。

①シャバアーサナ中に、感情を開放すること。
身体のどこに感情が溜まっているかを感じて、外に出していくイメージを持つこと。
時には、感じた感情のありかに、手を当てたりします。
溜まっている箇所からは、いつまで出てるんだってくらい、すごい勢いで何かが出ていくのが感じられます。

②自分に起こった出来事を通して、自分の思考を自覚すること。
これは別のところで詳しく書きますが、自分の目の前で起こる全ての人々の全ての行動が、自分の思考からできている、というのを受け入れつつある感じです。これもシャバアーサナ中に、自分に起こった出来事から振り返り、深掘りしていくことが多いです。

③インナーチャイルドと話したり、エンプティチェアを使って、思考の原因を探ること。
これは心理学的なアプローチですが、自分の意識の中の「無意識」な部分からくる思考を探るのに有効だと考えているので、よくやっています。

今日は、ここまで!

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