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小4の壁と通塾とそれぞれが選ぶ道

共働き家庭にとって小 4 は1つの節目だ。
学童が(少なくとも私が住む行政は)卒業となり、放課後や長期休みの居場所を新たに探す必要性が生じるからだ。

ある人は少年サッカーチームに所属し、ある人はミニバスを始め、ある人は家で過ごしているという。
それぞれの家庭事情もあり、様々だ。
近くに少スポがあればいいが、ない場合もあるし、子供がやりたがらない場合もあるし、家庭で留守番できる子はある意味それができる子に限定された選択肢とも言える。(自立性や成熟度)

我が家は通塾を選んだ。
中受はなんとなく検討していたし(どうせ中受しなくても高校で受験があるし)、塾が近所にあったというのが大きい。

「夏休みどうしてる?」
と聞かれて
「うちは夏期講習行ってて」
というと、なんとなく半笑いで「すごいね」と言われるのはなんなんだろう。

すごくはない。
お金を払って通っているだけだ。
空調の効いた部屋で、勉学をプロから教わっている。(子供本人は授業が面白いと言っている)
炎天下の下でチームスポーツをする方が私は精神的に参ってしまう気がするのだが、どうなんだろうか。
※野暮なのでそんなことはもちろん言わない。

大人になってからでも勉強はやり直せる。
ただ、正確に言うと状況は異なる。
小 4 の今の歳で、今の感受性で学ぶことは大人とは同等ではない。

中学受験で学ぶ「算数」は、中学生以上になると「数学」に置き換えられ、算数で学ぶやり方を中学生以降にやることはない。
私は算数が好きな子供だった。

算数の解き方に面白みを感じ、理科と社会で学んだ確かで旅行(ホンモノを見る経験)の視座が変わり、面白くなる。

仲間と一緒に何かの目標に向かって頑張る経験も貴重だ。
それが、スポーツだろうが、何かの趣味だろうが、勉学だろうが、どんなことでも夢中で頑張った経験が青春に繋がるのではないだろうか。

⭐︎⭐︎⭐︎
乳児幼児の子育てから「同じ歳の子を持つママ友」の共通点と繋がりが少しずつ薄れていっていくのを感じる。
「食事の好き嫌いが多い」「体調崩した」「〇〇のイベントに向かって練習している」などの共通した話題や悩みがなくなり、悩みは細分化され、共有・共感できないものになっていくからだ。

それで離れていくのであれば友達ではなかった?
そうなのかもしれない。

悩みを共有できないことのしんどさはある。
ただそれが、育児のフェーズが変わっていったということなんだろう。親としての意識もシフトチェンジしていかないと。

少し前に恐れていた夏休みが始まっている。(5月の時点で既に心配していた自分に若干引きつつ)

別れもあれば出会いもあるさ。

#ジブン株式会社マガジン
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