(子育て) 勝手に期待して勝手に落ち込む

なんでこんなにガッカリしているんだろう。自分にドン引きしている。
自分より長く健康に生きてくれることが最大の望みだとか宣ったばかりなのに。

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娘は自己効力感が高く、スーパーポジティブだ。
そこそこなんでもうまくやれると思っているし、とはいえ実際にはやれなくてもすぐに立ち直る。

テストを受けると「100点かもしれない」と言うし(実際はまぁまぁかけ離れていたがな)、ピアノの発表会も謎に「自分は本番に強い」ことを疑わないし、リレーの選手がクラスで数人選ばれると知ると「選ばれると思う」と、根拠なき自信を見せてくる。

そんな娘が「絶対選ばれる」と言ってた選抜に選ばれなかった。

人選は残酷だ。
テストの点数と異なり、選定基準は数字ではなく、人に委ねられるからだ。
でも、内申点なども始め、こういった明確に数字に基づかない評価の比率なんてどんどん増えていく。
「なんで選ばれなかったんですか？」なんて聞くだけ野暮だ。

娘はそれでも前向きだった。
「〇〇より△△の方が私に合うと先生は思ったのかもしれない」

この思考の切り替えとポジティブ転換こそ、娘の素晴らしいところのはずなのに、
〇〇の可能性があるのかもと勝手に夢見て、スケジュール調整した(行きたかった他の予定をキャンセルした)くらい勝手に期待していた私は、勝手に酷く落ち込んだ。

すごくすごく楽しみにしていたんだ。

勝手に夢見てごめん。
でも悔しさとやりきれなさが抑えきれず、すぐには切り替えられなかったよ。

アクセルを踏み込むと遊びがなくなる。

仕事ではうまくやっているようでも、育児の方で自分の未熟さがいつまでも顔を出す。

落ち込むのは今夜だけにして、明日は切り替えよう。

はいあがろう
「負けたことがある」というのが　いつか大きな財産になる

「スラムダンク」山王工業 堂本監督

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