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新鮮な情熱を燃やし続けて生きている。

今の旦那に学生時代一目惚れし、告白してはフラれを繰り返し、ついに付き合うことになった数日後に結婚の話をするという、ちょっと引かれる経歴をもつ私ですが、この「一目惚れ体質」、「猪突猛進型」は私の人生のキーワードだと気付いた話をするよ。

最近専ら、平野啓一郎さんにハマっていて、その日も「マチネの終わりに」を読み終えた私は会社の食堂で同僚にその素晴らしさを熱弁していました。
そんな私の熱弁に、宗教でも勧誘されているかのような苦笑いを浮かべていた同僚は、

「そんなにハマるってすごいね。何作くらい読んで好きになっていったの?」

と一言。

私は最初何を聞かれたのか分からず、ハテナ顔。
そして次の瞬間、ハッと気がついたのです!

私には“徐々に何かを好きになる”という経験がない!

この時語っていた、平野啓一郎さんについては、「私とは何か」という本を読んで衝撃を受け、「日蝕」「ドーン」「顔のない裸たち」「決壊」「空白を満たしなさい」「マチネの終わりに」と立て続けに読破。最近は口を開けば平野啓一郎さん提唱の「分人」の話をするほどに大好き。もはや宗教。
何作か読んで好きになるなんてありえない!
好きだから何作も読める!

このように、何か一つの作品をきっかけにその人自体を好きになって、その作品を貪る。ということは、私の人生では日常茶飯事。
っていうか、そのことの連続で生きている。

一例を挙げますと、

ある時は内田樹先生にハマり。
またある時は福岡伸一先生にハマる。
その後も、海堂尊、小池龍之介、桐野夏生、リチャード・ドーキンス博士。
一つの本がきっかけで、その人の本を片っ端から読みました。

音楽だと、
BUMP OF CHICKEN
BEAT CRUSADERS
Hermann H.&The Pacemakers
andymori
MAN WITH A MISSION
一つの曲がきっかけで全アルバム繰り返し聴きました。

漫画だと、
るろうに剣心
(着物と刀の描き方を模写しまくった。)
封神演義
(オッパイと金属の描き方を模写しまくった。)
ワンピース
(ベルトの描き方を模写しまくった。)
ナルト
(足の裏の描き方を模写しまくった。)
AKIRA
(廃墟と服の皺の描き方を模写しまくった。)

漫画については、絵に一目惚れして漫画を買い始め、絵を楽しみ、ストーリーを楽しみ、絵の細部を楽しみ、コマ割りを楽しみ、セリフを楽しみ、初期から最新までの絵の変化を楽しむ…と、ページが擦り切るくらい読みました。

あと、これはちょっと対象が広いんだけど、服にハマれば毎日好きなブランドのオンラインショップをチェックしては金欠になり、断捨離となれば徹底的に捨てる。

それっ!と決めたら、ちょっと人が引くレベルまでそればっかりやる!を繰り返してる人生だ。

以前、「情熱のありか」という記事で、情熱について書いたけど、私の人生においてたまたま長続きした情熱が「絵を描く」ってことだっただけで、私は短い情熱の火を常に燃やし続けて生きているんだなと気づきました。

情熱の鮮度が落ちないうちに燃やしてく。
情熱の聖火リレーは現在進行中です。

#情熱の鮮度 #情熱 #人生 #最近気付いたこと


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