長男がくれた時間で張り詰めた自分の心と向き合えました。
息子が熱を出して保育所のお迎え連絡がきた。
月に一度は熱を出す1歳半の次男ではなく、今年6歳になる長男の方だと聞いて、ヒヤリとした。
旦那に似て、
素直で朗らかでよく笑い好奇心旺盛で物怖じしない次男に対し、
私に似て、
人見知りするしビビリ屋だし天邪鬼だし許可がないと動けないしそのくせ人のせいにするタイプの長男は、つまるところ「他人の中での自分」を価値観の中心にしているところがあり、何かとストレスに弱い。
特に新年度は新しい環境に馴染めず、毎年謎の発熱をしては保育所を一週間くらい休む。
今回もきっとそうなのだなあと思いながら、山盛りの仕事を同僚に残して会社を早退することに。
帰りの車で、そんなことを考えていたら、みるみるうちに私の目に涙が溢れてきた。
ああ、息子も頑張ってるんだな。
たくさん無理をしてるんだな。
ここ最近の私は、新しい仕事に馴染めず、さらに新年度ということもあり、いきなり仕事量がマックスの状態でかなり無理をしている。
子供を産んでから“残業しない管理職になる!”と決めた目標なのに、4月に入ってからは残業の日々が続いている。
自分の未来を自分で踏み倒している気分で本当に辛い。
そんなわけで、毎日帰りが遅い上に、疲れ切っていて、息子の相手をおざなりにしてた。
長男は、私に似て、
人見知りするしビビリ屋だし天邪鬼だし許可がないと動けないしそのくせ人のせいにするタイプで、つまるところ「他人の中での自分」を価値観の中心にしているところがある。
だからこそ、相手の気持ちを察するのが、子供のくせにすごく上手い。
きっと、毎日疲れて帰ってくる私を見て、私の置かれている現状を察していたと思う。
でも、具体的にどう行動していいかわからなくて、わざとふざけたり、はしゃぎすぎて私に叱られるような行動をしていたんだと思う。
本当は大丈夫だよって言いながらぎゅーっと抱きしめあって何時間でもいたいんだよね。私たち。
そんなことを考えたら、本当に長男がいじらしくて愛おしく思えたし、私もこんな仕事の仕方をしていてはいかん!と気持ちを新たにしたのでした。
独身男性が残業してこなしている新しい仕事。これを定時内でなんとかするのが自分に課された仕事だ。と勝手に自分にプレッシャーをかけていたけど、今はまだそんなに焦らず、仕事が多くて辛いですって相談してみよう。
的確なホウレンソウして、仕事を調整するのだって立派な仕事だから。
私は自分に期待しすぎだ。
周りの期待なんて知らん。
勝手に期待してろ!
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