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水無月の砂糖の量、大切

6月30日の夏越しの祓い時に、水無月というういろうを食べる風習があるのを京都で下宿生活をしていた時に知りました。
大学生の時だったので、今から40年以上前。
その当時は京都のみの風習だったと思うのですが、商売に長けている人がこういう話を見逃すはずはなく、段々と全国的に広がって行きました。



とわたしは思っていたのだけど、まだ水無月というお菓子を食べる事を知らない人がいて、ええっ!知らない?!と驚いてしまった。

わたしはういろうが好きだから、4年間京都にいた時、毎年6月になると近所の和菓子屋さんで買い求めていました。
最初にこのお店で「この三角のお菓子はなんだろう?」と疑問に思って聞いてみたのがきっかけ。
だって、和菓子ってたいてい丸い形してるでしょう?

お店の人が「これは水無月と言うてね、京都では6月に皆さん、食べはるんですよ」
下宿から10メートルほど先にあった和菓子屋さん。
今もあるんだろうか。
大家さんには毎年広島県の柑橘を送っているけど、家に伺ったのはもう5年以上前。
わたしと同じねずみ年ということでお互いに親近感があり、かわいがっていただきました。
まだお元気だけど、70歳を過ぎたらちょっとしたことで急に寝込んでしまったりするから、また早いうちに会いに行きたい💗

今回の白い水無月を作る前にモリンガを入れて緑色水無月も作ってみました。砂糖35gで。
食べた時は、「うんうん、おいしい」だったけど翌日になると柔らかさが激減しててしまった!😱

砂糖はお菓子の保水力を高めてくれるし、ついでに柔らかさも保持してくれる働きがあります。
作ってすぐは甘さ控えめでわたしの口にぴったりでちょうどよかったのだけど、35gの砂糖ではできたての柔らかさを一晩保つことはまあ、無理だった😅

なので、今回の白い水無月の時は50gの砂糖で。

食べた瞬間、「めっちゃおいしいわ!」と驚くような出来栄え。
砂糖は大切だね😅

水無月は冷蔵庫で保管するとすぐに固くなってしまうのでできれば作ったその日に食べるのが一番です。
翌日もおいしく食べようと思うと、砂糖の量は50gじゃ済まないからね。

三角に切っているというのもミソ。
昔の人はこの三角形を見て、氷を連想して涼をとったのだとか。
三角を見るだけで涼しさを感じれるって、すごいよね!


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