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念願のグラスフェッドバター

健康食品オタクなので、身体に良いと聞けば
すぐに食べてみたくなる。

数年前から耳にするグラスフェッド。

草だけを食べている牛のこと。

えっ?

牛って草食べてるのが、普通じゃないの?
と思いましたか?

今の牛は草をのんびり食べていたりしてません。

そもそも、お外で飼われていない。
牛舎の中。

餌は濃厚飼料です。
トウモロコシ、大麦、小麦、燕麦など。

もちろん草も食べてます。
生の草や干し草、発酵させた草も。
北海道をドライブしていたら
黒いごみ袋みたいな大きな物が
点々と転がっているのを転がっているのを
見たことないですか?

あれが発酵中の草です。

牛は草を食べているだけで自分に必要な
アミノ酸を作り出すことができるんです。

草には繊維質が豊富で、ルーメン胃の中の
微生物が活性化するので、アンモニア処理を
してくれます。

では濃厚飼料を与えるのは、なぜ?

草には繊維質は多くてもタンパク質炭水化物は
少な目。

濃厚飼料はそれらが豊富で、筋肉を作ってくれます。
また、脂肪も作ってくれるので、和牛の特徴である
サシを作るのに必要です。

濃厚飼料ばっかり与えたら良い肉牛になるよねって
話ですが、与えすぎるとアンモニア中毒に
なって牛が死に至ることもあります。

でも元々牛は草だけを食べていたわけです。
草だけであの大きな体を維持できるんです。

草専用の体だったのに、肉を増やすために
タンパク質や炭水化物てんこ盛りの餌を
食べろって言われてもねぇ

人間の都合で牛本来の餌じゃないものを
食べさせられて病氣に罹りやすくなりそう。

予防のために最初から餌に抗生物質を
混ぜこんでいたりします。

また濃厚飼料に使われているトウモロコシや
大麦などの栽培には農薬も化学肥料も
大量に使われていると予想されますよね。

牛は農薬も化学肥料も抗生物質も
どっさりなんですね。

今までの牛の飼育は人間の都合だったけど
これじゃいけない!と、草だけ食べさせて
育てる酪農家さんも現れてきてます。

それがグラスフェッドなのね。

ほとんどの牛は牛舎の中で育てられて
いますが、グラスフェッドだとお外の
自然環境の中でのんびり草を食んで
過ごしているから健康そのもの?

手間がかかるので値段も高くなりそう
ですが、健康や食べ物に関心がある人には
うれしい話ですね。

健康上の理由から肉は食べないという
人でも、グラスフェッドビーフなら
あまり問題なく食べられるそうですよ。

わたしはグラスフェッドのバターに興味が
あってどんな味なのか一度は食べてみたいと
思いつつも、国産のはすっごい高いし、
輸入品は超大量の冷凍だし。

ご縁がなかったのですが、先日イオンで
NZ製のグラスフェッドバターを見つけました!

イオンにあるとは!

イオン、バカにしていたけど意外と
良質なの?

早速そのままで一口食べてみました。

あまり味の違いがわからなくて…
少し溶かして食べたら、ほわ~んと
甘い香りと味が口の中に広がりました。

あ~、これがグラスフェッドなのかと
ちょっと感激しました♡

いつもは北海道よつばの発酵バターを
食べていて、それもおいしいんですが
やや違う風味でしたよ。

オリーブオイルを使ってお菓子作りを
していますが、何十年ぶりかに
バターを使ってクッキーを作ろうかと
思ってます。

胸キュンキュン中の年下の男の子に
プレゼントしようと思ってるんですが
受け取ってもらえるかしら・・・









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