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ミスフランスになりたい

トランスジェンダーの映画です。

ボクシングジムで子どもたちの世話という
仕事をしているアレックス。

この時点では冴えない男子。
子どもたちからもバカにされているの。

この人、主人公なんだよね?
こんな顔の作りで美人コンテストに
出れるの?と疑問が湧くくらいしょぼい男子。

あ…わざとしょぼく見えるように作っているんか…

しかし、ミスフランスコンテストに
出場すると決めてから徐々に美しく
なっていく過程を見ていて、心が変わると
人相が変わるんだなぁとつくづく感じました。

まあ、よく言われている話ですけど。

一番最初の予選に出た時、プロデューサー的な
女性が「はっ!」としたような顔でアレックスを
見ます。

わたしはそれを見て、金の卵を発見したと
驚いたのかと推理してましたが…

全然違った…

どうもプロデューサーは、アレックスは女じゃない、
男なのに予選に来ているとすぐに分かったモヨウ。

さすが女性の美を追求してきたプロデューサーは
どんなに女性らしく装っていても違いが分かるんだ!

自信満々の時もあれば、氣持ちが落ち込んで
遅刻はするわ、みんなからつまはじきにされるわ、
下宿先の大家さんが倒れて本選に欠席か?という
危機が来たりと適度に山あり谷ありのストーリー。

主人公を演じたアレクサンドル・ヴェテールは
ホルモン注射などはしていないそうなので
自前の美貌を持っているジェンダレスモデルさん。

最初の冴えない男子顔から胸キュンキュンに
なってしまう素敵な美人に変わっていきます。

これって美人だから胸キュンキュンするのかしら、
それとも美しい男性だからキュンキュンするのかしら
わたし自身が自分の恋心を理解できないまま
見終わりました♡

でも見ていてうっとりな美しさは女だろうと
男だろうと関係ない♡

クライマックスでは、あれ?あれれ?な展開に
なって、えっ?最終的には誰が優勝したん?
その後、主人公はどう生きていくのかを
描いてほしかったなぁとちょっと消化不良。

ミスコンに出るなら靴のヒールは12センチ、
どうしても疲れている時は8センチを履けと
アドバイスされる場面がありましたが、

12センチ?!

わたし、体力氣力マックスでも5センチが
最高で8センチなんか履いたら1メートルも
歩かないうちにこけてしまうんだけど。

モデルさんの体幹強いわと尊敬します。

わたしはきれいなものを見ると元氣になれるので
今回の映画はとっても精神的に落ち着くことが
できました。

でも、男なのに女のわたしより美人って言うのは
なんかむかつく・・・


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