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2つの計測デバイスを使い睡眠測定を2ヶ月間やってみた。

今回の記事では、ブレインスリープコインとファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEI band8」を使い、2ヶ月間実際に自分の睡眠を計測した感想と、両者の比較を書いていこうと思います。

これから睡眠計測をしてみたいけど、どの商品を選ぼうか迷っている。そんな方の参考になれば幸いです。

あくまでも私が感じた意見なので、参考程度に受け止めてくださいね。

ではまず結論から
計測の信頼性はブレインスリープコインの方が高いけど、お手軽なのはHUAWEI band8。

です。

なぜこの結論に至ったか説明していきます。

私はブレインスリープコインの方がHUAWEI band8よりも計測が正確なように感じました。

なぜそう感じたか、

理由は以下の3つです。

1.スコアが良い日と悪い日の差が大きい

2.覚醒時の時刻が正確

3.誤計測されない

順番に説明していきます。

スコアが良い日と悪い日の差が大きい

スマートウォッチやスマホアプリで睡眠計測をする場合、自分の睡眠の質が100点満点中何点なのか、スコアとして表されます。
当然スコアが高い方が質の良い睡眠がとれていることになります。

HUAWEI band8での計測は、このスコアの変動が日によって差が少ないです。だいたい80点代で、悪い日でも70点代後半です。

一見するとスコアにばらつきが少ないことは、良いように思えるかもしれませんが、寝起きの感覚とスコアが一致しないことがあり、ほんとに睡眠の質は良かったのか疑問に感じるときもあります。

一方でブレインスリープコインでは、スコアの差が大きく変動します。
良い時は90点代、悪い時は60点代のように、差が顕著に現れます。

またスコアと寝起きの感覚も概ね一致しているように感じていて、スコアが悪い日は前日にお酒を飲んでいるか、仕事などのストレスが大きいときです。
原因も思い当たるためスコアには納得できます。

覚醒時の時間が正確

私は睡眠中ときどき夜中にパッと目が覚めるときがあります。覚醒です。

覚醒してしまったときは、時計の時刻を確認しますが、ブレインスリープコインはその時刻とスマホアプリの計測結果の覚醒した時刻が一致しています。

一方でHUAWEI band8はというとその時刻は覚醒ではなく、レム睡眠となっていて、眠っている状態です。

誤計測されない

この場合の誤計測とは、完全に起きているのに眠っていると計測デバイスが誤認してしまい、計測がスタートしてしまうことを言っています。

HUAWEI band8は誤計測が起こります。
あくまで私の場合はかもしれませんが、私は充電するとき以外は四六時中、HUAWEI band8身につけて生活しています。

防水なのでお風呂にもつけて入ります。
通常の腕時計なら睡眠時は取り外すのですが、睡眠計測をしたくて購入したので、もちろん睡眠時も身につけています。

このような状態なので、何が起こるのかというと、ぼーっとしていると睡眠計測が始まります。

ぼーっとイスに座って、夜にアマプラで映画をみていると、寝ていることになってしまいます。

ベッドの上でスマホを見ていると、これも寝ていると判別されてしまいます。

もちろん自動で計測をしてくれるので、お手軽さはあります。

一方ブレインスリープコインはというと、スマホアプリの睡眠計測のスタートボタンは自分で手動で押します。
そのため、よし寝るぞ、と床に着いた段階で自らの手で計測を始めることができるので、誤計測は起こりません。

しかし計測を始めるには、自分で手動でスマホアプリを起動させ、操作しなければならないため煩雑だ、とも言えます。

どっちがいい?

これらのことから、計測の信頼性、精度に関して言えば、ブレインスリープコインに軍配があがります。

しかし、ファーウェイのスマートウォッチ、HUAWEI band8は煩雑な操作はなく、自動で睡眠計測ができるという手軽さが最大のメリットです。

またHUAWEI band8はスマートウォッチなので睡眠計測の他にも、心拍数を計測したり、歩数をカウントしたり、様々な機能を兼ね備えています。
そのためどちらが良いとは個人の好みもあるので一概にには決められません。

価格

価格はブレインスリープコインは定価で8800円ですが、メルカリで3500〜4000円程度で取引されています。
私はメルカリで中古で購入しました。

HUAWEI band8はAmazonで6800円で購入できますが、こちらもメルカリで4000〜5000円ほどで比較的状態の良い中古の取引履歴がありました。

あくまで中古の価格ですが、両者にそれほど差はありません。

充電式か電池式か

HUAWEI band8は充電式で、充電100%の状態でメーカーが言うには14日もちます。
ただ実際使ってみると10日ほどです。
設定などにもよると思いますが、個人的には10日充電が持つなら十分です。
(今後徐々にバッテリー持ちは悪くなるとは思う)

ブレインスリープコインは、ボタン電池(cr2032)が1つ必要です。
新品の電池を入れて、今のところ2ヶ月はもっています。

まとめ

今の時代スマートウォッチだったり、専用のデバイスなどでセルフで睡眠の計測ができます。

ただテレビタレントが番組でやっているような、頭にセンサーをつけて脳波を測定する本格的なものではなく、おそらく簡易的な計測しかできないだろうとは思います。

それでも自分の睡眠のスコアが可視化できるのなら、とても興味深いことです。

これもあくまでも私の意見ですが、おそらく、この簡易的な計測は続けることに意味があると思っています。

数ヶ月〜半年は続けて、自分の睡眠のデータを収集します。

そして寝具を買い替えるタイミングや引っ越しなど、眠る環境が変わったときに、どのように睡眠の質、スコアが変化したかを確かめるときに使うものではないかと思うのです。

またこれを言っては元もこのもないですが、案外寝起きの感覚が割と大事なのではないかと感じています。

最近寝ても疲れが取れないなー
もしかしてしっかり寝れていないのかも
と私のように自分の睡眠の質を確かめたいと思っている方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。









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