料理日記03 パスタが食べたいって言われたのでボロネーゼ

写真を残す前に食べられてしまったので今回は写真無し。

春休みで奥さんと子供が実家に帰っていたので手料理は二週間ぶりくらい。自分で食べるご飯も自炊してましたけど、適当に納豆食べたりうどん食べたりなので日記に残す必要もない感じでした。コンセプトが「前に食べたアレが食べたいって言われた時に作れるようにするメモ」なのでそれで良いのです。

宗教上正しいボロネーゼ

ミートソースではない。私料理得意なんだよねって家に来て手料理作る女子があまり好きではないのだけど、へー何が得意なの?って聞いたら大抵パスタとかって答える女子。いやそれパスタっていうかミートソースやんけ、市販のやつのが美味いよマジでって思うそういう時代もありました。トマトソース、ミートソースに関しては缶詰で作るなら市販のやつの方が美味しいと思ってます。

なら何を作るべきか、パスタが得意だよって男子にドヤるなら間違いなくボロネーゼです。イタリアンだし材料全然違うけど、1番近い味わいは肉じゃがだと思うボロネーゼ。宗教上正しいとか言ってますけどイタリアで食べるやつより日本で食べたやつの方が美味しいのでパスタを司る仏様がいらっしゃると思います。

作り方(ソース)
1. ソフリットを作る
2. ひき肉を焼く
3. ソフリットと混ぜて赤ワインとトマトソース/ピューレを混ぜる
4. 煮込む

作り方(フィットチーネかタリアッテーレ)
1. 茹で時間を無視していい感じに茹でる
2. 茹で上げたら水気を切って粉チーズを塗す
3. 温めたボロネーゼソースとあえて、食べる前にチーズをかける

ソフリットってなんやねんって刻んだ野菜を煮込んだものです。にんじんと玉ねぎが入ってたらOKだと思ってる。セロリがあれば入れる。
オリーブオイルでニンニクやって感じのレシピが多いけど、それやり出したら全部オリーブオイルになるし、ボロネーゼに関しては最後に高いオリーブオイルをかけた方が美味しいのでサラダ油でやっちゃいます。

ソフリットがボロネーゼの甘さのベースになるので、じっくり火を通したいところ。30分じっくりとか書いてるレシピあるけど面倒くさいので、ザッと火を入れたら後で煮込む時に入れるブイヨンを1/4カップくらいの水と一緒に入れて煮込むって感じで良いと思う。ちょい塩を入れて玉ねぎとニンジンの甘さでこれだけで食えるんじゃない?ってなったらOK。ようするにサイゼリアのエスカルゴの周りに入ってるアレを作ります。

ひき肉は牛が良いけど高いので、今回は冷凍しておいた牛のバラ肉を使って自家製で作りました。フードプロセッサーでやるとどうしても細かくなってボロネーゼ感が出ないので、軽く一混ぜしてダマを意図的に作ると良いと思う。カップヌードルに入ってる謎肉くらいの塊をもぐもぐできると嬉しいよねって感じ。

ひき肉には塩と胡椒をしておきます。塩入れると粘着性が高まるので謎肉を作るのにも良い。どうでもいいけど去年から胡椒を使う度に自分の中の大吾が叫ぶ。

画像1

トマトソース・ピューレって書いたけど、ボロネーゼを宗教上正しく作る場合はトマトが勝ってしまうとよくないと思ってる。それはミートソースだ。ならママーでいい。今回は余ってたミニトマトを五個くらいフードプロセッサーでガーっとやってピューレにした。フードプロセッサーに残った肉も使える一石二鳥だ。心の中の平野レミも喜んでいる。

ピューレを入れて煮込み始めてちょっとしたらパスタを茹で始めるくらいでちょうど良い。フィットチーネかタリアッテーレと書いたけど平たい麺ならどっちでもいいしそもそもがうどんとほうとうくらいの差らしいし、なんなら別にスパゲティーニでもいいと思う。今回はディチェコのフィットチーネにした。こいつ7分って書いてるけど7分で茹でたら絶対固い。ディチェコは業務用のクソでかい温度の下がらない鍋でやるときの時間だから無視しろ。

茹で上げた時に粉チーズを塗すのが宗教上の作法なので忘れないように。柏手みたいなものです。

ニンニク入れたり唐辛子入れたりナスとか別の具を入れてもいいと思う。焼き飯ではなく炒飯が、ミートソースではなくボロネーゼソースが作れるようになると嬉しいよねって話。

献立

久々に帰ってくるしどうせだから凝ったもの作ろうと思ってたら、関東の外出自粛要請でお昼ご飯もあまり食べずに早く帰ってきたとかなのでサッとできるものを副菜にした

魚介類のアヒージョ

イオン系のスーパーに行ったら冷凍シーフードがあるのでそれと安いオリーブオイルを買ってニトリでスキレットを買えば最強のアヒージョが作れる。あと安いキノコを入れるといい。

1. キノコを適当に切る。今回はエリンギとしめじ
2. スキレットにぶちまけて、冷凍シーフードを適当にぶちまける
3. ニンニクを入れ忘れてたことに気づいたので刻んで入れる
4. オリーブオイルをかける。安いのでいい。
5. スキレット毎魚焼きグリルに入れる
6. 塩を入れて一混ぜする。塩の量は他の献立と揃える。

パスタを茹で始めると同じくらいでグリルに入れて火をつけると多分ちょうどいいと思う。パンが無限に食えるので太るやつ。ヤバイ。

あとはカプレーゼとナスと豚肉のチーズ焼き。ナス+豚肉+チーズは相性が良すぎるのでどうやっても美味い。今度はこいつをメインにしてもいい。

食後のこだわり

よくドラマとかでご飯を食べた後に奥さんが暖かいお茶を出して、みたいなのがあるけど茶くらい自分で入れろやって思いません?でも作る側からすると最後に茶出したくなる。その間に食器洗ったりできるし、自分が一服したいからってだけ。

そんなわけで休日ゆっくりご飯を食べる時には食後にお茶を入れるようにしています。ここ五年くらいは一保堂のほうじ茶です。どう適当に入れても美味いし、入れるまでの待ち時間が無いのも素晴らしい。

一度手を出すとお茶のグレードが下げられない体になってしまうので注意しましょう。



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