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料理日記07 全力でフランス料理のフルコースを作る

ある日のこと、義母から「良いワインを送ったので美味しい料理を作ってください」と連絡がありました。良いワインというのは市販で買うと20Kくらいを越えるものなので、料理は好きだけど家庭料理しかできない自信があるので非常に悩みましたが、腹をくくって写真映えするフレンチのコースをやってみようじゃないかと思いつきました。

予算も手間も調理器具も調理スペースもせいげんがあるので、なんとかできそうかつ写真映えを考えたコースはこちらです。

<コース内容>
・前菜1 トマトとアボガドのタルタル
・前菜2 ホタテのカルパッチョ
・スープ オマール海老のビスク
・魚料理 鯛のポワレ ホタテのグリル添え
・肉料理 フィレ肉のステーキ マスタードソース
・デザート ハーゲンダッツ(バニラ味)

前菜

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タルタルはセルクルを使って「アボガド」「カッテージチーズ」「トマト」を重ねて盛り付けるだけの簡単料理です。ソースはオリーブオイルとワインのコンフィチュール。セルクルなんて良いものはないので牛乳パックで作りました。

カッテージチーズは買うと高いので牛乳で自作。牛乳にレモン果汁(ポッカ100)を入れて混ぜてキッチンペーパーで濾すだけ。出来上がりが新生児のう●この匂いがしますが、食べると美味しいです。

ホタテは魚料理のが余ったのでそのままスライスして盛り付けただけ。下にあるのは「うるい」という春の野菜の葉っぱ部分。春をイメージした一皿です。

スープは写真ないけど、スープストックの冷凍のやつです。オマール海老なんて買えないし作るのしんどいので家でやる時もスープは市販で良いと思いますがす。

魚料理

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鯛はお刺身用のやつを使ってレモンの皮とレモン果汁と一緒にジップロックに入れて59°で30分低温調理したものです。盛り付けて周りに黒胡椒をかけるだけなので結構簡単。彩に使ってるのは紫蘇を切ったもの。合法的な葉っぱです。塩は盛り付け後パラっとかけるだけで良いので減塩になりますね。

一緒に盛り付けられているのはホタテの上に「マッサ」というパプリカのペーストを塗ってオーブントースターで焼いたものです。アホみたいに美味い。

マッサはカルディなどで買えるので買いましょう。スープに入れるもよしの万能調味料。400円くらいなので安いです。

肉料理

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見てよこのフォトジェニックな肉!

普段家族全員(大人2人子一人)で一食1000円未満で作っているので買うのにかなり躊躇いがありましたが、100g2000円の高級なお肉を買いました。最終的に買う責任を奥さんに押し付けたのでストレスは大分減りましたが買うの大変だった…

作り方
1. 大量のバターとスライスしたにんにくで59°で30分低温調理
2. 肉は取り出して休ませておく。バターと肉汁でソースを作る
3. サラダ油を引いたフライパンを煙が出るくらい熱して表面だけ焼く

ソース
1. 低温調理したバターと肉汁を鍋に入れて加熱する
2. 赤ワインを1カップ、マスタードを大さじ1入れる
3. 煮詰めて塩で調節したら出来上がり

バターをアホほど使うし赤身なのにカロリーどやねんという作り方。アメリカのステーキハウスのレシピだそうです。さすがアメリカ。

マスタードはディジョンのものがつぶが大きく酸味もまろやかです。写真映えすると思います。マスタードとバターだけで良いけど赤ワイン入れた方が相性が良いです。

超柔らかいステーキなので子供がもっと…って欲しがって大変でした。これがステーキの基本だと思ったら将来大変だぞ…!

デザート

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美味しい。


作ってみた感想

イタリアンや和食と違って作る手間があるものは実はそこまででもないけど、盛り付けやあしらいにコストと手間がかかるのがフランス料理かと思います。献立に悩んで煮込み系がやれなかったのが残念。あと疲れた後のハーゲンダッツは美味しい。

この作る手間と気力を使い切ってしまったので料理日記を書くエネルギーも無くなっていました。ステーキはまた作って欲しいと言われたので忘れないうちにメモでございます。

今日でGWも終わりましたので、明日からはもう少しシンプル目の料理が続きそうです。

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