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【質問内容】民法の条文は素読すべきか

科目:民法
テーマ:民法全般

民法の条文を一人で読んでいくのが大変。
それでも素読をしなくてはならないのか?
合格者はどのくらいのペースで条文を読んできるのか知りたい。

回答:民法条文を素読する必要はありません。ですが条文は大切なので民法特有の読み方があります。

 1050条の条文を素読するのは大変なことです。10時間あっても足りないでしょう。費用対効果が悪いですから、これを受験対策として積極的におこなう必要はありません。
 しかし、民法条文は大切です。お手持ちの教材に条文番号が書いてあれば、その都度六法をひくようにしてください。最初は面倒に感じますが、条文はひけばひくほど得る知識は増えていきます。習慣になるよう六法は常に身近に置いておきましょう。

 また、一つのテーマを学習した際は記載されていない関係条文の「見出し」を見るようにしてください。見出しはその上のタイトルです。これを見るだけでどのような内容なのかがわかるようになっていますので、「見出し」をみて付随する内容も習得しましょう。これなら条文の内容を読み込むわけではないので時間は掛かりませんね。

 条文を理解するのが難しいというのであれ「条文が動く図解でわかる!テーマ別 読み解く民法」を受講してみましょう。条文を図解化していく講義なので条文を読むのも、重要部分のマークも、理解もオールインワンでおこなってくれます。受験生の苦手にするテーマからリリースしているので、まずは条文を身近にという方にもおすすめの講義です。

 せっかく条文をひいたのなら、その証としてマークをしておきましょう。裏うつり等で、六法に直接マークを引くのがというのであれば鉛筆、色鉛筆でラインを引くだけでも良いです。次に六法をひいた際に、前回の記憶も蘇りますし、読むときのガイドにもなります。
 民法の六法は一気に全部ではなく、小まめにコツコツひいてあげると力が付いていきますよ。

回答は以上となります。
担当講師:岡 憲彦

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