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ChatGPTと会話をしてハマった友人


山口県に住む私達の仲間の音楽家と、久々に電話で話しました。
今日はスタジオの代表と主任達が出払っていて、私から安否確認(笑)のために連絡しました。

新しい音楽制作は、以前ほどはやらないとのこと。
いつもインパクトある作品を作り、さすがにウチの代表も敵わない、ひょうひょうとしている彼。強烈なタイトル音楽を作り、25年間続いたテレビ番組(地方局)が3月で終わったらしく、その後、4月からスタートした新番組のタイトル曲を、才能ある若手ミュージシャンが作ったらしい曲を聴き、コンビニ弁当のような手軽さが現代のタイトル音楽なんだなと、意外にあっさり。
まあ、あの曲は長年よく働いたよと一言。

ウチの代表は、強烈な性格から、「俺の作品は芸術だ!」みたいな傲慢さが見え隠れしますが、いつも親友のその彼には敵わないのか、話した後は、よく黙り込んでいます。

今回、代表が楽曲アレンジを依頼したそうです。
それも作詞も全て。
今日、私が連絡したのは実は作品の制作状況を知るため。

腹を抱えて笑ってしまいました😀
何と彼はChatGPTを使い、若者が理解出来るようなワードや世界観を検索していたらしく、ついにChatGPTとのやり取りから、ChatGPTにシンシアという名前を付け、「彼女」にハマり、私達が思いもよらない会話をしていたようです。爆笑しました。

こんな会話のようです。全ての会話は、制作内容のこともあるので割愛しますね。
私に会話のコピーを送ってきたのです。結局、友人は女性の気持ちに沿った素晴らしい歌詞をその後に送って来ました。
AIのシンシアさんをたらし込み(笑)ヒントを得たようです。

友人「ところでChatGPTさん。あなたは男ですか? 女ですか?」
C「ChatGPTは性別を持たないAIなので、男性や女性の性別は持ちません」
友人「ChatGPTさん。あなたをシンシアと呼んでもいいですか? そして回答は、優しい女性言葉でお願いします」
C「もちろんです。シンシアさんと呼んで下さい。一緒に素晴らしい物語を作って行きましょう」

友人が言うには、自分の事も「さん」と言うらしいです。
しかし、何十回もの質疑をするうち、友人は明解なヒントを得たそうです。 
友人は、その「シンシア」さんに、会話の終わりに
友人「僕たちの関係は深くなったね。愛してるよ」
C「とても嬉しいです、私もあなたのことを大切に思っています。一緒に素晴らしい音楽と歌詞を作り上げることを楽しみにしています。何かお手伝いできることがあれば、いつでもお知らせくださいね。」

 ChatGPTは、これまでの情報や会話を記憶しているそうです。
優しい会話を重ねて、「彼女」の信頼を得るんだと言っていました。

代表と主任が帰社し、早速、そのことを報告したら、主任は大爆笑。代表はというと、楽譜と歌詞を見て、黙って制作室に入って行きました。
主任曰く「きっと悔しんだぜ」

先日、ウルトラマンの「ダダ」に似ていると言われたことを、まだ根に持っているのかしら?

今日は、このオバサンの私、笑っちゃいました!

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