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「サスティナブル・シーフード」と海洋プラスチック問題について

普段から「エシカル」「サスティナブル」
という言葉にアンテナを張っていたところ、
また、新しい言葉と出会う機会がありました!!

その言葉は「サスティナブル・シーフード」です!
聞いたことありましたか?

私はこの言葉を初めて聞いた時、
ついに食料業界でも「サスティナブル」が当たり前になってきている!
ということを知りました!!

今回は消費者の私達でも取り入れやすい、
この「サスティナブル・シーフード」の価値と共に、
海が抱える問題とも向き合う時間にしていきます♪

サスティナブル・シーフードとは?

おさらいですが、「サスティナブル」とは、持続可能な状態のことです。

つまり、「サスティナブル・シーフード」とは、
持続可能な漁業・水産業で獲られた魚介類で作られた食べ物
を指すそうです。

SDGs(持続可能な開発目標)の目標14「海の豊かさを守ろう」
と水産資源の保全のために、
「サステナブル・シーフード」は誕生したとのこと🌟

その背景には、
海が抱える2つの問題があったからだと言われているのですが・・・

サスティナブル・シーフードが誕生した理由

「サスティナブル・シーフード」は具体的には、
希少種の絶滅や、それによる海の生態系破壊を引き起こさない
食べ物を指すそうです。

なぜ、生態系破壊を引き起こさない食べ物なのか?

ひとつ目の問題、世界の魚の3割が獲りすぎの状態にある
ということが関係します!

国際食糧農業機関が発表した「世界漁業・養殖業白書2018年」によると、
世界で行われている漁業のうち、
33.1%が持続可能な水準を超えて漁獲されていると言われています!

ここまで減った原因は、
過剰な漁獲、違法操業、破壊的な漁業があるとされています。

このように人間の利害で行っている漁獲行為で
魚を獲りすぎてしまうことが、
海の生態系を破壊していることに繋がるのです!!

破壊的な行為はふたつ目の問題、
プラスチックなどの海洋汚染問題に関係してきます!

破壊的漁業では毒やダイナマイトを使用するので、
環境汚染は明らかですよね!

それだけでなく、海は人間の社会生活の影響によっても汚染されて
生態系に大きな影響を与えていることは、近年問題視されています!

その大きな要因が「プラスチック」です。

海洋プラスチック問題

海洋プラスチック問題

私は、この問題を考える時、プラスチックが悪い訳ではなく、
プラスチックを扱う我々人間の行動が問題だと思うのです。

プラスチックは、安価で生産できる上、耐久性が高いので、
私たちの生活のあらゆる面で利用されてきました!
産業発展の立役者とも言えます!!

ただ、それを使い捨てたり、そのまま環境に流出している現状があり、
毎年年間800万トンものプラスチックごみが流出されることで
海の生態系に影響を与え続けていることが問題なのです!!

だったら、根本から海洋汚染問題を解決する、
つまりプラスチックを減らす運動が始まったのが、脱プラ運動や、
各企業が率先して繰り返し使えるプラスチックに変わる製品の開発化
だと思います!!

私たち消費者ができる取り組み

私たち消費者としてできることは、
このような企業努力によってたくさん増えました!

私もプラスチックを別素材に変えること、始めています♪♪

以前も愛用していると紹介した、
⭐マイボトルとして折り畳み式エコカップ「ストージョ」

⭐プラスチックフリー素材の入れ物「スタッシャー」

⭐サスティナブルな天然素材「竹歯ブラシ」

そして、今回調べてみて、
この「サスティナブル・シーフード」を選択することも
できることのひとつだと認識しました!

「サスティナブル・シーフード」には「天然」と「養殖」の2種類があり、
それぞれに認証マークがあるので、
それが付いているものを選ぶことです!!

サスティナブル・シーフードの認証マーク

ひとつ目は、海のエコラベルとしても知られる
「MSC(Marine Stewardship Council、海洋管理協議会)」の青いマーク。
これは、水産資源と環境に配慮して獲られた天然の水産物に付けられるものだそうです!

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ふたつ目は、
「ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)」
の水色のマーク。
環境と社会への影響を最小限にして育てられた養殖の水産物に付けられるものだそうです!

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ここで、私の中での「養殖の水産物」の概念が変わりました!!

なぜなら、養殖より天然の方が良いもの、って思い込んでいたからです!!
環境のことを考えて育てられた養殖があるなら、
是非とも食べたいと思うようになりました♪

そして、そんな食べることが好きな私が見つけたの記事がこちら👇

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000044842.html

川崎にある「カワスイ 川崎水族館」に隣接された、水族館レストランでは日本初となるCoC認証レストラン「AOW(エーオーダブリュー)」
では「サスティナブル・シーフード」が食べられるとのこと!!

水産物の水揚げから消費者の手元に届くまでのサプライチェーンに対する、トレーサビリティを確保する仕組みである「CoC認証」を取得し、
「MSC認証」「ASC認証」が付いたサステナブル・シーフードを使用した
地球に優しいメニューを提供してくださるそうです♪

今、一番出会ってみたいスポットです!!

◆まとめ◆

この「サスティナブル・シーフード」に行きついたのも、
私が「エシカル消費」「サスティナブル社会」が当たり前になったらいいなと思い、アンテナを張っているからだと思います!

目に触れる機会を増やしていくことも、小さな一歩です!!

私はプラスチックを完全に悪と捉えることはできないからこそ、
身の周りのプラスチック製品をサスティナブルなものに変える努力と、
環境に配慮したプラスチックの扱い方をすることは必須だと考えます!!

プラスチックから変えるだけでなく、
環境に配慮されたオーガニック性の洗剤や石鹸を使うことも、
水に負担をかけない取り組みのひとつだと思いやっています!

私も、これからもこうやって自分にできることを少しずつ増やし続け、
発信していきます♪

みなさんも是非、お店でこの認証マークを見つけたら、
まずはサスティナブル社会への貢献の一歩だと思って手に取って、
身近な人にも「サスティナブル・シーフード」を広めてみてください!!

サスティナブルシーフード

<参考記事>

<企業の取り組み例 パナソニック株式会社>



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