『イン・ザ・ハイツ』 トニー賞4冠のミュージカル映画からSDGsとチーム作りを考える
やっぱり私の原点ってエンターテインメントにあるな!
って感じた作品が、今回みなさんにオススメしたいミュージカル映画、
『イン・ザ・ハイツ』です!
何がスゴイか!って?
音楽とダンスです!!
ラテン音楽と圧倒的パフォーマンス
主人公はドミニカ共和国出身のアメリカ移民という設定もあり、
終始音楽のベースはラテンやサルサ!
そこに、ヒップホップを取り入れたり、
500人以上のダンサーによる陸とプールでのダンスパフォーマンス、
最新の映像テクニックを使って壁を歩いているような不思議な魅せ方に、
私は最初から最後まで座席でノリノリでした!!
元フラメンコダンサーでもあるので(といっても習い事レベルですが)、
この系統の音楽は大好き~☆
自然と体が動いていました(笑)
圧倒的パフォーマンスに込められたメッセージ
その圧倒されるパフォーマンスに乗せて、
逆境に立ち向かいながら夢を追いかけるアツい想いと、
自分の存在価値とは何かを問いかけています!
今を生きる若者たちへのエールと、
逆に若者たちから大人へのメッセージ性も感じます!
それがまさしく、
SDGsの「社会」に関わる目標の
【目標16】「平和と公正を全ての人に」、
「経済」に関わる目標の
【目標10】「人や国の不平等をなくそう」
にも当てはまっていると思いました!
移民としても苦労も描かれていたり、
若者間でも残る人種や身分差別の実態もオープンに描かれています。
そのような逆境を乗り越えて成長していく物語で、
つまづきながらも夢を追う4人の主人公を中心にした
「希望」に満ちた映画です。
20世紀アメリカで移民として不遇な扱いを受け続けつつも真摯に生き続けた、みんなの母的な老婆の存在がさりげなくフューチャーされることで、
これからの未来へ羽ばたいていく若者たちへのエールも見事に描かれています!
そのシーンは静かに感動しましたー♪
目指す働き方、組織の在り方
このミュージカル映画の一番好きなシーンは、
ある女性が、落胆している人々を鼓舞しながら、
「もう一度立ち上がろう!」「母国の旗を上げよう!」
というメッセージが込められたダンスシーン!
最終的には何百人ものダンサーのパッションがあふれるシーンです!!
このシーンが好きな理由は、
私の目指すチーム・組織作りが描かれているからです!!
私は、何かモノや仕組みでなく、
人の情熱・ビジョンに集まるチームをつくって、
自分と仲間の自己実現の場をつくる経営者になりたい、
と思っています☆
このシーンはまさに、パッションでエンロールするんだ!
とこの女性の想いに影響を受けてみんなが立ち上がるのです!!
理想のチーム・組織作りをやってのけたダンスナンバーに
心が震えました♪
◆まとめ◆
エンターテインメント要素もメッセージ性も抜群なミュージカル映画で、
今年の観た映画のNo.1に躍り出ました!!
実はストーリーの最後は、「あら、そういうこと!」
と不意打ちされた感はあるものの、総合的に満足度は高いです!!
来週まで関東では上映しているので、
何かここからもう一歩!って奮起したい方や、
社会問題・SDGsに関心がある方はぜひご覧ください♪
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