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【社員紹介 Vol.4】小野木 幹人 Ι 元メガバンクM&Aアドバイザリー、公認会計士

<Profile>
M&A部門ディレクター 小野木 幹人
みずほ銀行、みずほコーポレートアドバイザリー(2017年、みずほ銀行に吸収合併)にて、約15年間、主に国内企業同士のM&A案件にアドバイザリーサービスを提供。
オーナー経営者の事業承継案件、大手上場企業の資本提携案件、MBOによる株式非公開化案件、投資ファンドによる買収・EXIT案件、再生型M&A案件等、多岐に渡る案件を支援。
みずほ銀行以前は、有限責任監査法人トーマツにて、主に国内大手金融機関の会計監査業務に従事。
公認会計士。立命館大学経営学部卒。

こんにちは。RISONAL(リソナル)を運営するオーナーズです。
当社は、大企業にしか提供されていない高いクオリティのプロフェッショナルサービスを中小企業の生産性を高めることを存在意義として、専属M&Aエージェント(FA)サービスを中小企業に民主化することをミッションに活動しています。

本企画では、大企業からオーナーズに転じた弊社参画メンバーについて、順次ご紹介させていただきます。

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これまでの経歴

――どのようにオーナー経営者のM&Aの仕事をされるようになったのですか?

小野木:新卒では、証券会社に入社しましたが、その年に経営破綻しました。四大証券とも称されていた大手証券会社でも倒産することがあると実感し、手に職をつけたいと思い、翌年より公認会計士の勉強を始めました。
2003年に有限責任監査法人トーマツに入社し、監査業務に従事しましたが、監査法人は、お客様に感謝されにくいと感じることが多々ありました。
以前から、M&Aのディールに興味を持ち、ビジネスの駆け引きや、やりとりもあり、お客様にも感謝されるM&A業界にて、公認会計士の経験や知識を基盤にサポートをしたいと考えておりました。
ご縁があって、当時のみずほ銀行子会社であるみずほコーポレートアドバイザリー(2017年にみずほ銀行と合併)に入社し、M&Aに従事することになりました。みずほ銀行では、上場企業のお客様が多くいらっしゃいましたが、オーナー経営者との距離も近く、感謝されることが多かったです。

――前職のみずほ銀行で最も印象に残っていることはなんですか?

小野木:思い出に残っているものも多くありますが、株式の非公開化やマーケットの値付けも絡むようなTOB案件はやりがいもありました。
あるシステム会社の売却に携わった際に、オーナーの満足いく価格、条件で売却をすることができた際は、とても感謝されたのを覚えています。
そのオーナーは、元々は社内での事業承継を検討しておりましたが、なかなかうまくいかず外部への事業承継を選択されました。技術力もあり、元請け企業でもあった為、高値での売却ができ、オーナーとの関係性も良好で最後までスムーズに終了しました。
案件が終わった後に感謝された時、何ものにも代え難く、オーナーの為にという価値観で仕事をする素晴らしさを実感しました。

RISONAL(リソナル)を運営するOwner'sに参画した理由

――過去も充実していそうなM&Aのお仕事ですが、転職でRISONAL(リソナル)を運営するオーナーズを選んだ理由はなんですか?

小野木:前職のみずほ銀行では退職の1年半ぐらい前から部署内の異動があり、関連する他部署との連携やコンプライアンス管理等が主たる業務内容となり、現場のディールから離れることが増えていました。それも充実してはいましたが、直接ディールに触れることができないのは、アドバイザリー業務の部署に所属しているにも関わらず、物足りないと感じていました。
その中で次の転職先をぼんやりと考えておりましたが、M&A仲介会社は、売り手買い手の両方からお金をもらうビジネスモデル上、利益相反の観点からアドバイスを行うことに制約があるため転職先にはなり得ないと思っておりました。
そんな時に、たまたま公認会計士協会の会員サイト内にある転職情報サイトを何気なく見ていたら、オーナーズが載っておりました。
現場に戻りたい気持ちや、“オーナーの為に”という根幹の価値観、FAサービスを知らずにM&A仲介を利用しているオーナーたちに1人でも多く知ってもらい、選んで利用できる環境を作りたいと思い入社しました。
後日談ですが、その日に公認会計士の会員サイトに転職情報を載せたみたいで、ご縁も感じました。

やりがい

――前職もFA業務を行っていたとのことですが、何か違いはありますか?
また、実際に働いてみて大変なことややりがいも教えてください。

小野木:みずほ銀行では、支店にお客様の担当者がいて、担当者からM&Aの話をもらい進めることが多く、それはそれで業務負担が軽減されて良い部分もあるのですが、最初から直接オーナーとやりとりが出来ないなど、若干歯痒い部分も多くありました。
オーナーズは、最初のお問合せから、オーナーと直接やりとりできるので、専門的な意見を直接お話することができ、より寄り添ったサービスの提供が出来ていると思います。
また、銀行にいたときよりも中小企業のオーナーと関わることが増え、人材難など苦労しているところも多く、オーナーだけでなくそこで働く従業員や、事業継続を解決することで、社会課題に貢献できているなとやりがいを感じております。
オーナーの人生の一つの区切りとして、案件が終わった後も感謝され、何物にも代え難いと思う充実感のある日々を過ごしています。
ただ、まだRISONAL(リソナル)のサービス名も、オーナーズの社名も世間一般には広く知られていないので、買い手として一見扱いでなかなか話を聞いてもらえないこともあり、苦労している部分もありますが、今後良いサービスを提供していれば認知されると思いますので、過渡的な状況と考えています。

今後成し遂げたいこと

――先ほども少し伺いましたが、RISONAL(リソナル)を運営するオーナーズで今後成し遂げたいことはありますか?

小野木:まずは、FAサービスの民主化です。
裁判では検察側と弁護側がいて両者の言い分があるにも関わらず、M&Aは仲介会社しか知らずに利用している方も多くいらっしゃるので、FAサービスをもっと多くの方に知っていただき、お客様の支持をもらって、どんどん当社が大きくなっていけたらいいと思っています。
ただし、会社の規模が大きくなること自体が目的ではなく、FAサービスを知らない人が少なくなり、FAサービスと仲介サービスのそれぞれメリット・デメリットを理解した上で、選んで利用できる業界環境になって欲しいと考えています。
そのためには、1件でも多く感謝してもらえるような案件を積み上げていく必要があり、公認会計士として、RISONAL(リソナル)として、オーナーズとして社会に貢献して行けたらと思います。

――RISONAL(リソナル)やオーナーズに興味を持つ方へメッセージをお願いします。

小野木:M&Aに限らず、“オーナーの為に”という気持ちがある方や、自分がどこまで貢献できるか追求したいという方が向いていると思います。
M&Aは、かっこいい仕事だと思われがちですが、実際は泥臭く、定型化しにくい仕事で状況に応じて、常に考えることが要求される仕事だと思います。やることもたくさんありますし、やろうと思えばいくらでも出来ることがありますので、“オーナーの為に”という熱い気持ちを持った方と一緒に働きたいと思います。

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今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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