30代の働き方(できる30代は「これ」しかやらない)
20代と30代では働き方を変える必要がある(厳密には一般社員から管理職に変わったら、ということもできる)。できる30代は「これ」しかやらないという書籍の中でいくつか気付きがあったので紹介していきたい。
30代のキャリアの悩み
30代のキャリアの悩みは、以下の3つに大別される。
好きなこと・やってみたいこと
得意なこと・向いていること
儲かること
30代、特に税理士法人勤務の管理職であれば上記の3つは当てはまるのではないだろうか。もちろん独立した後も軸としては同じで、好きなこと&得意なこと&儲かることの両立ができれば、楽ではなくても仕事を続けるモチベーションを保つことはできると考えられる。
逆に言うと、3つのうちどれかが欠けるとうまくいかなくなる可能性がある。
順番としては好きなことから得意なことを選ぶのではなく、得意なことから好きなことを選ぶという方法が本書でも紹介されているが、さらにその中で儲かることを見つけられれば無敵というわけだ。
「得意」の見つけ方
まず最初に得意なことを見つけていくこととなるが、見つけられるかどうかは環境にも左右されることとなる。得意なことが見つけられない環境であれば環境を変える必要も出てくるだろう。
「得意」の定義はいろいろあるだろうが、「人より速く楽に飽きずにできる」という言葉は一つ分かりやすいだろう。
苦手なものの逆を考えてみたり、組織にとって効果があることで向いていることを見つけていくことも大切になる。
指示のコツ(アウトプット、コツ、理由)
30代で部下を持つようになれば、必然的に人を動かすことも必要になる(独立してひとりでやっていくようになれば不要かもしれないが、クライアントを動かすという意味でもスキルとしては必要になる)。
本書で紹介されている指示のコツとして、アウトプット、コツ、理由がある。
マイクロマネジメントにこだわる管理職や逆に丸投げする上司もいるかもしれないが、そうではなく必要なことを簡潔に伝えたうえで任せる(期限は管理する)ことができるようになれば、部下の成長にもつながり自身の負荷も低減することに繋げられる。
最近の新社会人(特に新卒の税理士法人入社者)はレベルが低下しているとも言われているが、上手に活用していくことで徐々に戦力になっていく人もいるのでそういうものだと思ってやっていくことが肝要である。
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