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日々前進している人と前進していない人の違いって? #242

継続クライアントから時々あるのが
「前回から何も進んでいなくって・・。
 だから今日の相談どうしようかと思ったんだけど、
 とりあえず来ました!」
ということ。

どうも
「先に謝っておこう!」
という心理が働くらしく(笑)会ってすぐに言われます。

でも、こうしたことってありませんか?

では、この「前に進んでいる人」と「進んでいない人」の違いは何か?
今日はそんなテーマでお届けします。


■前に進むとはどういうことか?

まず、このテーマで大事なことは
「前に進む」
の定義です。

何をもって「進んだ」と判断するのかということですね。

そして、実は、クライアントと僕の定義は違います。

クライアントの
「前に進む」
ということはどういう定義かというと
「予定していたアクションができた」
「かりやと約束したことができた」
「行動して想定通りの結果が得られた」
です。

だから、予定通りできなかったり、想定した結果が得られないと
「前に進まなかった」
となります。


一方で、僕の
「前に進む」
定義は
「昨日よりも、1週間前よりも、前回会った時よりも、何か一つでも行動した」
「行動する中で新たな気づきがあった」
です。

だからもし、前回僕と会ってから
「前に進まなかった」
に該当するケースは
「僕と会った直後から今日まで意識不明で倒れていた」
「布団から一歩も出ずに寝続けていた」
のであればあり得るけど、そうでなければ
「何かしら前進している」
のです。


■結論!それは思い込みだということ

つまり
「前に進んでいない」
というのは、単なる思い込みだということです。


そして、事業を進める上において
「予定通りに進まない」
「想定した結果が得られない」
ことなんて、日常茶飯事です。

また、事業を進めるうえで必要なことは多岐に渡ります。

ただ、いっぺんにやるコトができないから、コンサルティングの中で
「優先順位を決めて次回までやるコトを宿題として出している」
だけです。

さらに、起業した人にとっては
「日々起こるコト、その中で発生した結果や気づきはすべて必要なコトしかない」
のです。

だから、単に
「予定していた行動ができなかった」
「想定した結果が得られなかった」
けど、代わりに
「先に他に必要な結果や気づきが得られた」
ということなのです。


実際、先日まさに
「前回から何も進んでいなくって・・。だから今日の相談どうしようかと思ったんだけど、とりあえず来ました!」
ということを言われました。


そして、話を聴いて整理してみたら
「予定していた行動はできなかったけど、彼女の事業において原点ともいうべき大事な気づき」
が得られていたのです。

これは、僕からしたら
「進んでいない」
どころか
「大前進」
です。


それと比べたら、前回共有した
「次回までにやるコト」
なんて、小さなことであり、そうではない結果と気づきが得られてよかったと思います。


なぜなら、彼女にとって、これからの事業を進めるうえでのゆるぎない
「指針」であり「ビジョン」
が得られたからです。

■望遠鏡

望遠鏡の倍率を変えると近くのもの、遠くのものが見れますね。

でも、倍率を変えないと
「限られた部分」
しか見えません。

事業を進める上で大事なのは、この倍率を変えて物事を見てみることです。
さらに、時には望遠鏡をはずして、裸眼で見たり、時には顕微鏡に変えてみたりする。

ただ変わらないのは
「同じ方向を見続ける」
ということだけです。

「前進していない」
気持ちになった時は、単焦点になっている時です。

ぜひ、視点を動かして見てみてください。


また
「事業を進める上で必要な視点」
は多岐に渡り、起業した人が最初からその視点を持つことは難しいです。


だから、ぜひ、僕らコンサルタントも活用してください。
事業において必要なあらゆることを知っているのが僕らです。

それに照らし合わせることで
「みんなが想定していたコトは得られなかったけど、事業においては必要なコト」
を見つけることができます。


あ、あと僕のクライアントや経営塾生へ!
「進んでいないという自分の思い込み」
で予定していた相談に来ないというのはもったいないですからね。

僕のところへ来れば、みんなが気づいていないだけの
「前に進んだコト」
「大事なコト」
を伝えることができます。


何度も言いますが、日々行動している限りは
「無駄なコト、無意味なコト」
なんて何ひとつとしてないですからね。

みんなの人生において、みんなの事業において起こっていることはすべて
「必要なコト」
です。

【経営のレシピ】

「前に進んでいる人」と「進んでいない人」の違い。
それは、単なる思い込み。

事業を進める上において
「予定通りに進まない」
「想定した結果が得られない」
ことなんて、日常茶飯事。


「予定していた行動ができなかった」
「想定した結果が得られなかった」
けど、代わりに
「先に他に必要な結果や気づき」
が得られている。

「日々行動している限りは無駄なコト、無意味なコト」
なんて何ひとつとしてない。

みんなの人生において、みんなの事業において必要なコトしか起こらない。

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