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冷製カルボナーラ始めました🍝

パスタ屋を始めて15年。毎年、夏になるとご意見をいただくことがあります。「冷製パスタやらないんですか?」
 
なので夏になると毎年、冷製パスタを創ろうと試みるんですが、これがなかなか納得のいくものができません。
 
 
なぜか?というと、何皿もあるコースの中の1皿で少量出てくるのと、その1皿だけで満足できるのって全然違ってくると思ってるからです。
 
でもメニューにするなら、その「壁」をクリアしなければならない...

 
今年も夏が来ました。今回は、作り方の根本の概念をガラっと変えてやってみることにしました。
 
どこを?というと、通常はパスタを茹でて、一度冷水でしめてから、水気を切ってソースと合わします。でもそれだとどうしても麺の塩気が抜けてしまい味がぼやけてしまうんです。

そこを!、温かいパスタと同じように、先にソースとパスタを合わせてしまってから、それごと氷にあてて冷やす。というやり方に変えました。そしてソースはカルボナーラ!これなら今までになかった冷製パスタがご提案できるのではないか?...
 
 

それで結果はどうだったのか?!と言いますと

この文章をお読みになっているということは、そういうことです、笑(調子にのってごめんなさい)

ここまでで、尺を使いすぎてしまいました💦語りすぎて、パスタの細かい説明をするのを忘れていました(汗)

ここから少し駆け足で失礼します。合わせている自家製のベーコンは、りんごのすりおろしと一緒に塩漬けして、りんごの木でスモークしています。卵は「名古屋コーチン」の卵を使用。ブラックペッパーは最高品質の「クラタペーパー」さんのものを粗挽きにして使っています。

 
フレーバーはトリュフの香りを少し効かせています。冷製に合うカルボナーラのデザインをイメージしました。別添えで、削ったばかりの生ハムをご用意します。お好みのタイミングでパスタに絡めてお楽しみください。

こんな感じです!

日進市の昆布出汁で茹でるスパゲティー Pastaクオーレchef 岡田 健吾です。日本人にしかできない、日本ならではのスパゲッティーを日々追求しています。食材、生産者さんのストーリーを一皿で表現します