見出し画像

【香りのデザイン】

おはようござます。

新作のケーキの試作をしていて。
ご飯の代わりに
チーズケーキを食べまくっている
チーズソムリエの岡田です☺

素朴なお菓子である、
「チーズケーキ」
そのチーズケーキに
香りを強調したらどうだろう🤔

「いい匂い」
がする事はおいしい料理にとって、
当たり前と言える条件です。

しかし、それ以上に
香りの掛け合わせによって
料理やお菓子の
美味しさが

何倍にも膨れ上がるということが、
まだあまり知られてない
ように感じます。

美味しさとは、
いろいろなバランスの上で
成り立っています。

甘味・苦味・うま味・酸味・塩味という
五味から成り立ち
そのバランスで味に「深さ」が出ます。

一方、香りは
「高さ」を与えるイメージです。

味だけの2次元な美味しさに
香りで高さを出すことで、
三次元の立体的な空間で
おいしさをデザイン
できるようになります。

「匂い」は生命を
支える上で
大きな役割を
果たしてきました。

動物は嗅覚で
食べ物の安全性を
判断したり、

仲間を認識したりしています。

その為、嗅覚は五感の中で
最も直接的に
本能と情動に働きかける
感覚だという事が
研究で明らかになっています。

料理を口に運ぶ時、
舌よりも早く
「香り」が、
脳に美味しさを伝達
しているのです。

素材がもつ素晴らしい香りを
最大限生かせるように、

僕は、レシピを設計しています。

香りという魔法が
驚きの美味しさを
表現してくれる。

そんな料理を目指しています。

本日もお読み頂き
ありがとうございます。

日進市の昆布出汁で茹でるスパゲティー Pastaクオーレchef 岡田 健吾です。日本人にしかできない、日本ならではのスパゲッティーを日々追求しています。食材、生産者さんのストーリーを一皿で表現します