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戦い

なのだと思っている。
疑心に駆られる心は病のようにわたしを蝕むから。

わたしが見ていた彼は本当の彼だったのか。
彼の言葉全てが嘘だったのか。
どれが本当だったのか。
何も分からなくなってしまって、眠れなくなって、仕事も手につかないほどになって。
疲れている彼に会いに来てもらい泣きついて。
どこかで、あなたのせいだから来て当然だと思いながらも
時間も体力も使ってくれていることは当たり前で無いと言うことも理解していた。

一人になると不安だし、二人でいても何を考えているのかわからなくて不安だ。
でもわたしは一緒にいたい。出来るだけ長く。

久しぶりに筋トレをした。
筋肉は落ち、脂肪がついた体は鈍っていた。
ふと思った。
単純なこと。
筋肉をつけ、脂肪を落とせばいい。
必要なものを残し、不要なものは捨てる。

彼のこともそう。
わたしのことを大事にしてくれない彼ならいらない。
どんなに好きでもそれはしなければならない選択だ。

今すぐに答えは出ない。
彼は頑張ると言った。
その経過を見ることしか出来ない。
けれど、いつかのわたしがしたように。
彼を不要とした時に、誰の気も引けないような女でいたくない。

ということで体絞ります。
筋肉と音楽は裏切らない。
わたしのために、わたしが頑張る時だ。

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