2022.11.19
丸の内ピカデリーのドルビーシネマで星組の1789を観てきた。
音響はさすかのドルビーシネマくん、ど迫力。
ただ大きいだけではなく音の質感が生々しく滑らかで、隣の隣くらいで歌ってらっしゃるのか?推しの視界に入りたくない系おたくには刺激が強過ぎる…だった。
でも息を吸って、吐く、1789を生きた人々の奏でる音は、感性が疲労している今それだけで胸の奥がしんと熱くなるものがありました。
ありました(2回)
もちろんスクリーンもとても大きくて、いつものオペラグラス越しの景色が目の前にバンとあった。
固定なのがつらい。
そこの左端でわちゃわちゃしているダントンとロベピが観たいんじゃ〜と思っても画面は動かない。
それはそう。
あと当たり前だけど幕間、なかったよね。
バスティーユの橋が降りてきた辺りでそっとおしりの位置をずらしたのは私です。
さらさらと帰宅して、充実した日曜日だった。
ドルビーシネマ、また行きたいね。
10月から喉に刺さった棘が抜けるどころか、貫通の勢いでぐいぐいと押し込まれる。
これを抜きたくて試行錯誤しているけど、そんな簡単に出来ることではなさそう。
こうなってみて改めて思うのは巷に溢れる白だ黒だの旗色の下に断言や断罪を出来る人々は、怖くならないんだろうか、ということ。
何気なかろうが信念があろうが矜持の為だろうが自己顕示欲であろうが楽しいからであろうが、
この言葉が間違えていたり誰かを容易に傷つけたりするのかと思うと段々怖くなってきてしまって、
私は以前より少し人間が苦手になった気がする。
人間が苦手とはこれまた結論の飛躍が凄い(o_o)
でもこの年になって、正しさを語る時の人間の顔は良くも悪くも化け物だなんて、正しさを語れない人間は顔のない空っぽの存在だなんて、どんな顔で言ったらいいのか混乱してしまう。
だから人間が苦手に…とか嘯いてしまう辺り、頑固で身勝手に人嫌いで偏屈なご老人コースへの第一歩を順調に踏み出してるよね。
マジで気をつけて欲しい。
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