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タレンティズムの時代??

ダボス会議の座長が、ポスト資本主義はタレント(才能)主義という趣旨の発言をしたと聞いた。

ホロスコープの方々によると、昨年末、土の時代から風の時代に変わったという。確かに、組織を強固にして競い合う、「人は城人は石垣 By武田信玄」のように足もとを踏み固める時代から、ジェンダーレスや副業解禁やワーケーションなど、一人一人の自由を基調とする風のような時代へ変わりつつあるという空気は感じる。

時代は、個人がより自由に活動できる方へ変わり始めている。しかし、今日の国会で福島瑞穂さんと丸川珠代さんの夫婦別姓のやりとりを見て、議論が動きそうにないのが不思議だった。

時代に合わなくなったルールがないかを観察し、ベストは何かと考え、必要なら朝令暮改で変える。変えてデメリットが大きすぎたら元に戻す。制度を作る行政の方には大変な話ですが、仕組みを最適化するしなやかさを持つことは、国が進化するために必要な資質だろう。

うちの会社は朝令暮改が多く、口の悪いスタッフは、「1周回って元の位置」などと揶揄するが。

一つ法律を作ったら昔の法律を一つ廃案にするというルールを制度化した国があったように思う。ルールが増えすぎた国は亡びると歴史は教えてくれている。企業も在庫が増え過ぎたら、仕入れを抑制して適正値まで在庫を削減しないと倒産するし。

風の時代とは、軽やかに捨てる技術を持つことかもしれない。5年ほど前、住居を持たず軽自動車で生活する綺麗な女性と出会った。茶畑で働いて、民族ダンスを踊る場で踊り、その後、季節労働のある場所に移動していった。当時は生活のマイナス面ばかりが気になったが、今や彼女は風の時代の寵児だろう。能代の友人に秋田の県南にもそんな人がいると聞いた。

311のあと、何かを捨てたくなり、1年間 食うや飲まずで体を削ぎメタボ気味のカラダを捨てた(一時、骸骨でした)。食欲という生理欲求を捨てるのは難しい。しかしやってみると心の底から清々しさを感じる。大きな便りを出さないですむのも清々しい。

睡眠欲はどうか?48時間の不眠行をしたときは頭が冴えた。その後食事をしたら、急速に冴えが失われていくのを感じた。年をとってから無理に睡眠を削ると早死にすると聞き、ここはあまり無理しない。残されたのは性欲。これを断捨離するのは簡単ではない。子孫を残すために組み込まれた強烈な本能のはずだし。

2年前、チベット系の本の中に、7年間性欲を断捨離すれば、過去と未来が見えるようになると書いてあった。それを見た瞬間、目が点になり、心がスパークした。そんな境地に至ってみたいと強烈な願望が沸き起こった。そうなると不思議なもので、なんの葛藤も起こさずに性欲を外すことができた。一つ上の目的を持つと行動は簡単に変わる。断捨離してからもうすぐ2年。さて、本の通りになるかどうか?5年後に生きていたら報告します。(誰も興味ないと思いますけど)

で、冒頭のバナー画像の縦書きワードは、うちの会社にそれとなく存在するであろう大小問わずの資源です。最初にタレンティズム(才能主義)時代について少し触れましたが、スタッフ個人の長所や個性という才能と、これら会社の資源を組み合わせて、今までにはない価値を一人一人が創り出してみませんか?という提案です。

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上図、見にくくてすみません。先月立ち上げた清々しい暮らしがテーマのキュレーションメディア https://sugasugashii.com/ で、清々しい生活とは何かを各ジャンルのライターさんに集まってもらい、探求・探訪していこうと思っています。僕は、いったんこのNOTEで書いて、推敲兼ねて寝かせてからUPすることにしました。

清々しさのある生き方に触れながら、自分の欲を、大欲=地球全体への貢献と思えるくらいまでに膨らましてみる。それをビジョンに据えて、実現に向け最高性能を発揮することで「人」が「命」が輝く!というフローを元に、価値判断している。

食の研究を始めたのもその一環だ。個人の最高性能を引き出す食品を開発し提供しよう!が真ん中にある。

今まで2名のスタッフを癌で失いました。その失意が原動力になっています。

ここ数年、「うちの会社面白いからおいでよ。やりたいことが出来るよ」・・と言って知人や友人に声をかけるスタッフが増えてきた。このやり方がちょっぴり浸透し始めたのかなと思うと、なんだか嬉しいのです。


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