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「良いことしかなかった」男性部長が育休取得で得たものとは?〜Rise UP初!男性育休インタビュー〜

男性の育児休業促進を目的に、2022年10月1日から育児・介護休業法が改正され、男性のより柔軟な休業の取得が可能となりました。

Rise UPでは性別に関係なく、仕事と家庭との両立を考えるメンバーが増えていく中、Rise UPではじめて男性育休制度を活用した事業推進部部長(取得当時:マネージャー)の足立雅人(あだち まさと)さんに、育休を取得に至るまでの経緯や育休中に考えたこと、復帰後の変化についてインタビューを行いました。

2018年にRise UPのビジョンに魅かれ入社。卸営業から始まりマネージャーとして営業推進・企画・データ集計を担当。2022年7月事業推進部部長として全社のデータ活用基盤構築・分析・集計を務める。2020年にRise UP初となる男性育休を取得。現在二児の父として仕事・家事に奮闘中。


ー育休取得の時期ときっかけを教えてください。

私が取得したのは2020年9月、第二子(長女)が生まれたときです。
きっかけは、コロナの影響で里帰り出産ができず周りからのサポートを受けることが難しかったからです。その中で自分自身が家族のそばでサポートしたいという気持ちがあり希望しました。

ーコロナは、育児環境にも影響を与えていたんですね。育休中に心がけたことはありますか?

妻の睡眠時間を確保することです!
子供の睡眠時間はバラバラなので、一人で二人の子供の面倒を見ることになるため、どうしても睡眠時間がなくなるんですよね。長男は私がすべて面倒を見て、長女はその場の状況に合わせサポートすることで妻の負担を軽減することが出来たと思っています。

ー家事や育児の苦労などはありましたか?

育児と家事のバランスをとることが難しかったです。
第二子出産時の育休取得だったので、一人目と比べ対応しなければいけない対象が長男・長女・家事とパターンが増えました。
二人で子供を見ていると家事ができなくなりますし、だからこそ自分が育休を取得してよかったと思っています。妻一人で、これらすべてを対応するなんて本当に大変だと思いますね・・・。

ー育休を取得しても、育児・家事において自分が何をしたらいいのか、何ができるのかわからないとの声もありますが、足立さんはいかがですか?

自分にできることはなにか、を常に考えていましたよ。一人暮らしの経験もあったので積極的に家事に参加しました。それは今でも変わらなくて、今日も長男と一緒に起きて洗濯・朝ごはんを作ったり。育休を取得し初めて経験することがたくさんありましたが、育児も家事も楽しむという考えが大事だと思います。

ー楽しむという考え方、素敵ですね。とても充実しているように感じますが、仕事において育休までになにか準備していたことはありますか?

突発的な業務が発生しにくいため事前に前倒して業務整理と処理をしました。自分一人で抱えている仕事もありましたが、当時の部長にも協力を頂き育休中も滞りなく進める準備は出来たと思っています。
きっと自分がいないと進まない状況って健康的ではないですし、しっかり準備して仲間に頼ることも必要なのかなと思います。

ー同じチームメンバーの反応はいかがでしたか?

温かいお見送りをしてくれて、後ろめたさもなく取得することができました。まだ男性育休が会社に定着していない状態でしたし、若干の不安はありつつも快く背中を押してくれたことで育児に専念できました。本当に感謝しています。

ー育休を経て、家庭観・仕事観において得たものはありましたか?

家庭的な部分でいうと、やはり父親の協力があることで母親の負担が大きく減るんだな、と理解できたというのが大きいですね。今後も積極的に協力して子育てしていこうと思うきっかけになりました。

また、育休についてもRise UPのバリューであるPeople Firstな人が多くて、気兼ねなく取得できる環境が非常に助かりました。メンバー同士が多様な働き方をサポートし合うことで、自分たちで働きやすい環境に変えていく意識をもつことができました。

ーRise UPとして今後も育休取得をサポートし推進していきたいと考えています。いまから育休取得を考えているメンバーにメッセージをお願いします!

育児休暇という制度は女性だけでなく男性も取得した方が、母親の負担が減り結果として家庭がうまくいくように思えます。また、仕事も安心して取り組めるようになり良いことしかありませんでした。
ぜひ男性社員にも積極的にどんどん取得してもらって、家庭を守りつつ仕事に取り組めるきっかけになってほしいですね。


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