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インカレ決勝で憧れの『国立』へ。ワクワクで眠れない、ジャイアントカズキのサッカー人生

本特集企画【決戦前夜〜眠れない夜の裏話〜】では、アスリートやスポーツ指導者などの「決戦前夜」に迫ります。

第9回のゲストは、関東サッカーリーグ2部所属の社会人チーム・横浜猛蹴FC所属のGKで、“ジャイアントカズキ”としてYouTubeでも活躍する若田和樹さんです。

現在34歳の若田さんは法政大学時代、ユニバーシアード大学選抜に名を連ねた実力者。卒業後は、神奈川県リーグの横浜GSFCコブラへ加入し、15年から横浜猛蹴FCでプレーしています。

プレーヤーとしてだけではなく、20年にはYouTubeチャンネルを開設し、試合の密着動画を投稿するなど、活躍の幅を広げています。

大学時代にはインカレ準優勝を果たすなど、数多くの大舞台を経験してきた若田さん。これまでのサッカー人生を振り返っていただき、学生時代の忘れられない試合を伺いました。

幼馴染のシュート練習でGKデビュー

サッカーを始めたのは、幼馴染と公園で遊んでいたのがきっかけです。幼馴染は僕より先にサッカーを習っていたので、シュートを打ちたい、と。その頃から、シュートをひたすら受けていましたね。

小学3年生になって、僕もチームに入ることになりました。最初はいろんなポジションに挑戦していましたが、正GKの退団をきっかけにGKをやるようになりました。

小学校を卒業し、横浜市立奈良中学校のサッカー部に入りました。レベルの高い地区でしたが、横浜市2位、県でベスト8になることができました。

高校は、神奈川県立弥栄西高校に進学しました。「お金がかかるから私立でなく公立に行ってほしい」と親に言われていて、公立の強豪校を探していたところ、当時の全国高校サッカー選手権の県予選で唯一ベスト4に残っていた公立校が弥栄西だったんです。

担任の先生に進学を相談すると、「絶対無理」と言われました(笑)。成績と、学区ごとに設けられた枠の問題で。サッカー部員は体育コースに入学するのですが、枠は10人しかなかったんです。必死に勉強して、なんとか入学できました。

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高卒でプロになれず、法政大学への進学を決意

大変だったのは、走りの練習でしたね。夏にフルピッチのシャトルランをエンドレス……終わりが見えないのがキツかったです。

練習の影響か、GKがめちゃくちゃ怪我をしてしまったんです。さすがにトレーナーと練習内容について相談しました。GKに関しては、走り込んだからといって必ずしも一年間戦えるわけではありません。このときから、科学的に必要な分をこなすことが大切だと思いはじめました。

3年間の成績は、悪くなかったです。2年生でプリンスリーグの出場権を獲得したり、3年生では神奈川県で優勝したり。高卒でプロになりたいと思っていたし、実際にオファーもあったと聞いています。ただ、いろいろあってプロにはなれず、法政大学に進学しました。

大学時代は寮生活でした。環境は最悪でしたね(笑)。地下の湿気がすごく、服が全部カビてしまって。寝るのも2段ベッドで、板の上に敷布団を置いただけ。ただ、練習場も学校も近かったので、睡眠時間を確保しやすかったのは良かったです。

当時は、休養まで意識が向いていなかったです。目の前のトレーニングをこなしていくのに精一杯。睡眠や食事の大切さは教えられていましたが、「グラウンドで頑張ればいいでしょ」という考えでした。

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高校時代にプレースタイルを確立

印象に残っている試合はいくつかあります。まずは高校1年生の新人戦。サッカー人生のターニングポイントになった大会ですね。

大会前に、僕を含めたGKが全員怪我をしてしまったんです。他の選手よりも早く復帰した僕は、先輩たちと一緒にスタメンで出場しました。

たしか出場2試合目くらいがPK戦でした。自分のセーブで勝つことができて、手応えを感じましたね。キックを武器として意識するようになり、徐々にプレースタイルが確立されていきました。先輩が復帰しても、スタメンの座を譲ることはありませんでした。


インカレ決勝で“国立”のピッチへ

あとは、大学2年生のインカレ決勝です。早稲田大学に負けて、あと一歩で全国制覇とはならなかったのですが。相手には鈴木修人や渡邉千真、兵藤慎剛などが、法政には本田拓也、土岐田洸平、市川雅彦、菊岡拓朗など、お互いにプロ入りを決めた選手が多くいました。

会場は国立競技場でした。子どもの時にJリーグチャンピオンシップや、代表戦を見ていたので、同じピッチに立てたのは感慨深かったですね。決勝までほとんどすべての試合に出ていたので、自分の力で決勝まで進むことができたのもよかったです。テレビに映れるのも嬉しかったですね(笑)。

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試合前日はワクワクで眠れない

試合前日は、ワクワクして眠れないことが多いです。緊張よりも、単純に楽しみなんですよね。子どもの頃のゲームソフトの発売日のような気分です(笑)。眠れないうえに、早起きをしてしまうので、本当はばっちり睡眠をとって臨みたいのに、寝不足なことが多いです。

寝具も自分に合うものがなくて、34年間ずっと迷っています。体の状態によって合うときと合わないときがあったりもします。今回を機に、自分に合った寝具を見つけて、万全の状態で試合に臨めるようにしたいですね。

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