睡眠を数値で把握。アプリで、より質高い眠りを
皆さん、睡眠アプリをご存知でしょうか。
睡眠を手助けするアプリであることは想像に難くないでしょうが、具体的にどのようなことをしてくれるのか、どのような効果があるのか、についてみていきます。
睡眠アプリ、と一口に言っても様々な種類があり、ものによって機能は異なります。ただ共通して言えるのは、睡眠の質を向上させることを目的としたものだ、ということ。
自身の睡眠習慣を見直し、意識的に睡眠環境を整えることは睡眠の質向上に繋がります。
多くのアプリは睡眠時間や睡眠サイクル、就床・起床時間を計測することができます。これらをデータとして可視化することで、自身に本当に必要な睡眠を見直すことができます。漠然としたイメージで管理することが多い睡眠を解剖すると、色々な気づきがあることでしょう。
またものによっては睡眠効率を測ることもできます。どのくらい眠りが深かったのか、何時から何時にノンレム睡眠(ぐっすり眠れている状態)を確保できていたか、を測ることができるのです。これにより、眠りの浅い時間にアラームをセットすることなどが可能になり、スッキリとした目覚めを体験することができます。
Wingate Institute for Physical Education and Sportsが行った研究によると、Sleeprateという睡眠アプリを利用するプロアスリートの方が一般人に比べ、質の高く、より長い睡眠をすることができた、とのことです。Sleeprateを利用するアスリートの睡眠時間が平均417分(6時間57分)だったのに対し、一般人は383.4分(6時間23.4分)でした。睡眠効率は、就床時間と睡眠時間の比較と、睡眠時の心拍数で計測したとのこと。
これだけで一概に、睡眠アプリが良いもの、と断定することはできませんが、自身の睡眠を見直すことが睡眠の質向上に繋がるのは間違いありません。
皆さんも睡眠習慣を見直してみてはいかがでしょう?
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