見出し画像

2023年度ライズ学園オープンスクール終了しました

ライズ学園では、子どもたちに教えられたこと、気づかされたことを皆さんと共有できるよう、オープンスクールを開催してきました。

2023年度の最終回はオンラインで開催、さまざまな立場から、たくさんの方に参加いただきました!

校内フリースクールで支援にあたっているという方からは…

先生や保護者さん、みんなで今回のような「お話を共有し実践できたら」と思う。「なかなか大人のマスト(must)が払拭できない」のが現実だけれど、「考え方を柔軟にするためにも定期的に話を聞き、自分の考え行動に向き合い省みる必要がある。またイベントに参加させていただきたい」

というコメントをいただきました。

オープンスクールを開く目的も、まさにそこにあります。
私達自身、「みんなちがってみんないい」なんて言いながら、「常識」という固定概念にしばられていることに気づけないでいることもままあります。
そんな自分たちに向き合い、みなさんといっしょにふり返る機会をもてたらと思っています。

子どもたちをより良く見ようとすること、

「アセスメントの大切さを再認識した」

と書かれた方もいました。今回もほんの少しだけLD(Learning Disabilities / Differences:学習障害/多様な学び)の疑似体験をしていただきましたが、議員という立場で参加された方は…

「dpbqを亀4匹の絵で図示したものを見せていただき、非常にハッとさせられた」

と、述べられていました。

学校図書館司書として参加された方は…

「初めての参加ということで、おおむねを把握するのみで改善点には思い至ら」なかったけれど、「参加を重ねて見つけていければ」

と綴られています。

ときおり、「不登校、LD? わかっていますよ。研修? もう十分やっています」などという人もいます。しかし、子どもたちは100人100様、分かったつもりになれば、より良く見て、聞いて理解しようとする姿勢すら損なわれてしまいがちです。

ライズ学園は、4月に つくばセンタービル内co-en に引っ越します。

そこではウニベルシタスつくばと協働し、むすびつくば市民大学+リブラリウム(コミュニティ・ライブラリー)も開設されます。
私たちは子どもたちを「不登校児童生徒」とカギ括弧でくくるようなことはせず、地域ぐるみでその育ちを支えたい、そしてまたその子どもたちからも力を借りて地域を元気にできたらと考えています。

▶読み書き困難疑似体験他
https://www.musubitsukuba.com/shisatsu-kensyu
▶co-en
https://co-en.space/
▶クラウドファンディング むすびつくばの挑戦!
https://for-good.net/project/1000413

2024.3.15
オープンスクール録画視聴をご希望の方が多数いらっしゃいましたので、アーカイブ動画をご用意しました。下記サイトからご購入いただけます。

【2/12 むすびつくばライズ学園オンラインオープンスクール
 アーカイブ動画 購入ページ】
https://peatix.com/event/3885216/view

NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所では、個性豊かな子どもたちの心に寄り添い、育ち・学びを支えるために、目的に賛同しご協力いただける方を広く募集しています!