見出し画像

笑顔を整える

40代の扉がすぐそこまで来ています。
楽しみでもあり、不安でもあり…年齢のひと区切り(実際には何にも区切られていないのですが)を迎えるにあたり
私は歯科矯正を始めることにしました。

ずぅっと気になっていた、右上の八重歯と、海老フライのしっぽみたいな前歯。

そんなに気にならないよ?今更?と言われる事も有りましたが、
けれど、歯科衛生士の仕事をしていて、歯列の話、海外での口腔ケアの考え方、口腔機能について...患者さんへ話をしていく中で、患者さんは私の歯並びをどう見ているんだろう...と不安があり、自分の笑顔に自信が持てませんでした。
そして信頼出来る矯正歯科専門医の先生との出会い。

矯正治療にかかった金額はざっと100万円。
小児の歯科矯正は医療費控除が適応範囲であったりしますが、大人の歯列矯正は基本的には治療ではなく審美という扱いになります。
もちろん私自身、目的は見た目だけで無く、長生き時代に備えての噛み合わせを整えたりする事、口腔清掃を容易にする事など多岐にわたりますが。

私としては、まだこれから約20年、自分の仕事の幹になっている歯を整えることで、歯科衛生士として自信を持って仕事をしていきたいという、投資です。この投資には100万円の価値があると思っています。

3年計画で、現在1年半経過の折り返し地点。
左右上下、合計4本の永久歯を抜いたので、一本分距離のあった歯同士が、もうすぐ肩を寄せそうになっています。私の口の中のソーシャルディスタンスはそろそろ解除されそうです。
綺麗に並んでいく歯を見ていると、嬉しくなってしまい、まだ器具はついているものの、写真を撮る時はニッと笑顔になります。そして後から写真を見てはニヤニヤと。

ちなみにですが、今、成人の方で矯正治療をされる方がとても多いそうです。理由は様々だと思いますが、一説に言われているのは、コロナ禍に於ける、このマスク生活です。器具をつけていても、マスクで周りにわからないから、と。
私としては、一時期はカラフルな矯正装置で矯正治療を楽しんではいましたが、その気持ちもわかります。

コロナ感染拡大が終息し、マスクを外したら、きっともっと自信を持った笑顔になれる。自信をもって仕事が出来る。
そう思うと、さらに矯正治療が楽しみです。
その時は私と同じ理由で笑顔の人が増えているかと思うと、マスクの下で思わずニヤニヤしてしまいます。

最後までお付き合い有難うございました。
またお会い出来たら嬉しいです。ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?