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インフルエンザになりたくない私の歯磨きの勧め

週末は夫とインフルエンザワクチンの予防接種に行ってきました。

一人暮らしをしていた時にインフルエンザにかかった時には、大袈裟ではなく絶望であった。
高熱と、震えるような寒さで病院に行き鼻をグリグリされて陽性と言われ、「ですよね」とぼんやりした頭で考える。「何か飲むものと、食べるもの買って帰らなきゃ」と思いコンビニに寄り帰宅したのだが、なんせ頭が動いていないので、必要な買い出しが出来ず、食べるものがない。関節が痛くトイレに行くのもやっとで、買い物にも行けない。誰かに頼むのも気が引けて…空腹。孤独。
少し話は逸れるが、一人暮らしの停電も絶望感たっぷりだったな。
出来ればもうあんな思いはしたくない。

ワクチンではインフルエンザを完全に予防する事ができず、ワクチン接種していても、インフルエンザにかかることはある。流行する型の予想が外れることがあるからだそうだ。
歯科衛生士の仕事は、日々様々な患者さんと接触するし、私自身が感染し患者さんにうつすリスクだってある。教員をしていた頃、特に国家試験を控えた受験生である3年生の担任を持っていた時は、かなり神経質になっていた。受験生とその保護者、そして教員に一番大切なのは体調管理なのである。
完全にインフルエンザを防ぐことができなくても、感染したり重症化するリスクを減らすことが出来るのであればと思い、10年以上毎年接種しています。

インフルエンザの予防といえば、私の学生時代は、うがい・手洗い・ワクチンの3本柱と言われていました。
うがいにより、咽頭や口腔内に付着した風邪・インフルエンザ、その他ウイルスを吐き出すので予防になりますね。
最近では、3本柱のうがいにとって変わり、インフルエンザ予防には歯磨きが効果的と言われています。口腔内は無菌ではなく、誰でも約500〜700種類の細菌がいます。そして口腔内の細菌数が多ければ多いほど、インフルエンザの感染リスクは高くなる事がわかっているのです。

ウイルスは鼻と口から侵入し、そしてインフルエンザウイルスは、細胞に侵入し増殖していきます。
歯周病菌の出す酵素が、インフルエンザウイルスが粘膜に侵入するお手伝いをする働きがある事がわかっています。また、歯周病菌由来の酵素は、タミフルなどの抗ウイルス薬で抑制出来ないので、歯に付着した細菌の棲み家(プラーク)ごと歯磨きで除去する必要があるのです。

口腔内の細菌数を減らすことが大切なのです。
でも歯磨きだけではプラークの6割しか除去できないとも言われています。さらに細菌数を減らす為に、デンタルフロスなどの補助的歯間清掃器具などを活用しましょう。
お勧めの口腔ケア用品はこちらです。よろしければ参考にして下さい。

令和のインフルエンザ予防は、歯磨き・手洗い・マスク・ワクチンでしょうか。
それから基本的な事ですが、やっぱりインフルエンザにかかる時って、疲れている時とか睡眠不足だったり…しっかりした休息と栄養も大切ですよね。

あぁ、今年もインフルエンザにかからずに冬が越せますように。
今回も最後まで読んでいただいて有り難うございます。よろしければスキお願いします。励みになります。



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