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発達障害の知能検査を受けてみようと思ったきっかけの話④

こんにちは。りさです。1週間も空いてしまってすみません。
「なんの話だっけ?」という方はこちらが前回までのお話です。

このきっかけ話は今回が最後です。

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話が自分の話と息子の話で前後して申し訳ないです。しかし「きっかけ」を
語る上ではやはり息子の発達遅れは私の中で大きな意味があったので悩みながら書きました。

この数年間、自分の過去を思い返すことがよくあったのですが…
とにかく人に恵まれたと思います。
3ページ目の「絵を描かせて」と言ったのは小学生の頃の担任だったのですが
何故この発言に至ったのかと言うと、当時私の姉が中学受験に合格したことで私立と公立の違いもわかっていない私が「お姉ちゃんと同じ中学行く〜」と血迷った事を言い出したんですよ。

小4ぐらいから徐々に成績を下げてきて、そもそも勉強なんて大嫌いな私がそこそこ名門の中学に受かるなんて誰一人思っていないわけです。ヤムチャがフリーザを倒すぐらい無謀なわけです。

それでも私がやる気なら…と親は受験料を出して、塾にまで行かせてくれたわけです。そんなものどう考えても99%無駄なお金です。
でも、残りの1%

私の「やりたい」尊重するだけの1%

決して裕福ではないごく普通の共働き家庭がその1%の意味にお金を出してくれた。

そして受験することを知った先生は最初、親が無理に受験させようとしてると思ったわけです。
そりゃ勉強嫌いの私が自ら受験したいと言うなんてありえないわけですから。
そこで「普通の勉強をさせてもダメです!」と親を説得してくれたのです。

もしもコレが本当に親が無理に受験させる家庭だったとしたらトラブルになりかねない発言ですよね。

私の意思を尊重してくれた親
「絵を描きなさい」と言ってくれた先生

これが「支援」という事なんじゃないかと思ったのです。

私の人生は私のもので、息子の人生は息子のもの。
当時、追い詰められた先で「発達障害」という診断名にこだわり受診した自分を責めることはできないけれど
その後自分の為に検査した今だからこそ「あの時無理に検査しなくてよかった」と思います。

検査をする理由なんて人それぞれなんでも良いとは思いますけどね!
それも全て踏まえて診断名をもらうことが必ずしも重要とも思わないです。

もちろん何度も言うようにこれは軽度かつ、環境に恵まれた人間の体験談ですけどね。

あ、受験はもちろん落ちました。
(塾ではドラえもんの「漫画でわかる理科」ばかり読んでました)

ではまた。

りさ


漫画家。LINEマンガで連載(2019.3月迄)ADHDとASDグレーゾーン。3度の飯と漫画が好き