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UXデザイナーに必要な4つのスキル

とても久しぶりにnote書きました。書きたいことはたくさんあるのに、記事というアウトプットにするまでにまとまった時間が取れずに途中まで考えてそのままなことがたくさんあり反省です…。そんな中、一度早めに整理しておきたいことができたのでnoteに整理しました。

今までwebやデジタル領域のビジュアルがメインのデザイナーでしたが、昨年度頃からUX領域にも仕事で携わることが多くなってきました。(CXも含むこともある。)UXデザイナー業務にシフトしていく中で、模索することが多かったので、UXデザイナーとしてどんなスキルが必要か整理しました。業務を通して学んだこと書籍やネットで調べながら自分の中に蓄積されてきたことを整理しています。少しでもUXデザインに移行したい人の参考になると嬉しいです!

UX、CXは、区分けが難しく「ほかにもこんなスキルも必要じゃない?」と思うこともあるかと思いますが、あくまで私の環境での内容になりますので、多少の考えの違いがあることはご理解いただけると嬉しいです。


1. 必要なスキル:マーケティングスキル

調査スキル、分析スキル。作成するプロダクトやサービスにまつわる調査、ユーザーに関する調査ができるスキル。そして、調査情報を分析できるスキル。この調査から分析を通して現状把握をする力。どのような観点で調査するか分析するのかが大切。そして、分析を元にして、戦略にも繋がっていくので、情報の関係性を理解していかに活用していくかの勘所も必要。マーケティングスキルに付随して、現状の課題が何か、解決策が何かを見極められる課題解決力も合わせて必要。マーケティングスキルと一言で言っているけど、深堀って高めていきたいスキルの一つ。

2. 必要なスキル:共感力

ユーザーの立場に立って物事を考え、ユーザー目線からプロダクトを設計できる力
デザイナーとしては、ここが一番大切な力だと思います。ユーザーがどう考え、どう感じ、どう行動するか深く理解すること。ユーザーの気持ちに深く共感することで、潜在的なインサイト発見に繋がる。そして、インサイトは戦略に活かしていく。ユーザー理解のために、カスタマージャーニーマップなどの手法から有効な方法を使うこともある。


3. 必要なスキル:発想力

分析結果を元に、ユーザー視点の課題に対して良いアイディアを出す力。ユーザーに対してどのようなコミュニケーションを取ると良いか考えたり、クライアントの企業とユーザーのコミュニケーションコンセプトを立てることもある。たくさんいいアイディアを思いついて、その中からより良いものをブラッシュアップできるといいものができると思います。

4. 必要なスキル:コミュニケーションスキル

クライアントやチーム間での関わりが増えてくるので、コミュニケーションスキルも重要になってくる。考えをメンバーにシェアしたりクライアントへの提案の時に、伝えたいことを可視化して相手に伝わるように物事を言語化して、プレゼンテーションする必要があります。また、クライアントの反応によって意図を汲み取る能力も必要になってきます。

大切なこと

これらのスキルがあれば1人で動けそうだけど、物事に対する考え方に偏りが生まれる可能性もあるので、チームメンバーとこまめにコミュニケーションを取ったり、チームで作り上げていくことが大切になります。
また、これらのスキルを使って調査、分析、カスタマージャーニー作成、戦略立案、資料に落とし込むなどいくつもの過程があるので、クイックに一つ一つをこなすことができると、チームへの共有ができ意見をもらえることでブラッシュアップできるので、より良い制作物に繋がる。なので、クイックに考え作成できることと、チームワークも大切。

まとめ

私の場合は、UXデザイナーというポジションの中で自分の役割がわかりづらく、模索しながら目の前の案件をこなしてなんとなくどうにかなっている時がありました。やってみるとなんとかできてしまうかもしれませんが、自分の役割を整理して言語化して理解することで、より役割を発揮して価値を出せるようになると思います。
スキル以外にも仕事の内容や調査分析、課題解決のフェーズ、ユーザー視点の共感力の育て方など、一つ一つに焦点を当てた記事も少しずつ書きたいと思うので、これからもよろしくお願いします!


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